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時間を遡る右脳 反宇宙という世界

2018.10.29 06:24

https://note.com/shuoffice/n/n678c5b57a2f3【時間を遡る右脳 反宇宙という世界】より

Dr.Shu 五島秀一

脳が進化したら私たちはもっと楽観的になるであろう。いつの時代も悲観論者は社会と人生を悲観します。いつの時代も楽観論者は社会と人生を楽観します。

性格と感情を司る扁桃体

僕は気功(ヒーリング)をやっていて、元気な人と元気でない人、末期がんでも治っていく人、一体どこが違うのだろうと思った時に、気を入れると大量に気がたまる場所があって、解剖学で調べると耳の横、扁桃体のあたりではないかとわかりました。

人生で差がつくのは能力ではなくて性格と感情だと思います。その性格と感情をつかさどるのが扁桃体です。

ですから、扁桃体の状態の良し悪しが、人のエネルギーを決めますし、人生の幸不幸も決めます。

いくらチャンスが来ても、扁桃体に不備があるとつかみ損ねます。西洋医学から言うと、もたないといわれる人でも、扁桃体が元気な人、楽観的な人はもつわけです。

面目な人ほど、医者に言われたことを真に受けて、「そろそろ死ぬんだな」と思う。でも楽観する人は、医学の常識に反して何年も生きています。

そういう方が多くいらっしゃいます。

それは西洋医学の善悪という問題ではなく、医者は職業として仰るだけです。

要は受け手の患者が明るい気持ちで聴けばいいわけです。

穏やかな人は扁桃体にエネルギーが多い

最初は扁桃体に集中してエネルギーを送ると、力めば力むほどエネルギーが入らないので、一体どのような働きなのか?と思って西洋医学的に調べてみたら、扁桃体とは恐怖と不安※でした。

※扁桃体は特に恐怖や不安や怒りなどのネガティブな感情に関わっている

ですから扁桃体が興奮すると、恐怖と不安が高まって、潜在意識と顕在意識の交通(行き来)も難しくなりますから、興奮してハイテンションで反応したりするのはよくありません。

重要な商談とか生きるか死ぬかの時ほど、平静な穏やかさを保つことが大事です。それは気という観点からみても言えることです。

扁桃体にエネルギーが多くて穏やかな人は、人生において正しい反応をすることができます。そして穏やかな精神的なエネルギーがあると、扁桃体の過剰な興奮を抑えて100%の力を発揮することができます。

右脳という反宇宙の世界

僕は最近、この宇宙と全く逆の性質、逆の働きを持った反宇宙というのがあるのではないかと思っています。

ブラックホールの研究や銀河の研究をすると、暗黒物質、ダークマターというのがあってそれはどこにあるのだろうか?

もしかしたら反宇宙というのがあって、接近するたびに不思議な現象を起こすのではないだろうか。

奇想天外な話しですが、実は私たちの脳の中にも反宇宙と思われるものがあって、それは右脳のことではないだろうか。

左脳はエントロピーがどんどん増えてたくさんの情報を欲する、常に情報を脳に取り入れないと不安になる、これは左脳の働きです。

ニューロンやシナプスがどんどん増えて脳が安心するのは、脳の知的好奇心だけを満たしているだけです。脳の中にドーパミンが増えて一時的な幸福は得られますが、止まるとまた不安になる、知れば知るほど不安になるわけです。

ある実験で「あいうえお」と聞かせたら、左脳は「あいうえお」と聞き、右脳は「おえういあ」と聞いた。

もしかしたら右脳というのは時間を遡っていくのではないだろうか。

もしかしたらこれが反宇宙の雛形かもしれません。

不老不死、若返りの秘密は脳梁にある?!

もし別の天体に文明があって反対に考える心の働きがあったら、時間が逆に流れる宇宙があるのではないだろうかと、別の天体の科学者が考えても不思議ではありません。

そうやって別の天体の科学者が反宇宙を発見している可能性もあります。

いずれにしても時間の向きが逆のものが私たちの体内にあります。将来発見されると思いますが、反宇宙の謎に迫っていくと、不老不死、若返りというのが別の角度からアプローチできるかもしれません。

右脳と左脳の世界は全く逆の世界です。

この宇宙で成功していたらあちらの宇宙では失敗しているかもしれない。

この宇宙で腰痛持ちだったらあちらの宇宙では陸上競技の選手かもしれない。

その右脳と左脳を連絡交通をするところが脳梁です。横から見るとイルカが泳いでいるような形です。

尾ひれが2つに分かれたイルカ(脳梁)が脳の真ん中にあって、右と左を連絡交通しています。

右脳というのが時間を遡っていく若返りの秘訣らしい。

1年1年歳をとるのではなく、1年1年若返る世界がある。

脳梁の研究をすると若返りの秘密がわかるのではないでしょうか。

右脳に秘められた限りない可能性

脳梁によって右脳と左脳の間で何が行き来しているのかというと、知覚情報は連絡せず、唯一連絡するのはイメージです。

右脳の世界に秘められた限りない可能性があるとしたら、良いイメージを持つほどそれを引き出すことができる、そのイメージに似た映像をたくさん取り出せるのではないかと思います。

今まで私たちは情報の洪水の中で、人の言うことを鵜呑みにして受身的に生きてきました。

これからは自分から明るいことを発信していくことが、2020年に一番期待されることです。

そして右脳と左脳の決定的に違うところは、左脳というのは上下関係、どっちが優れているか、どっちが点数が高いかという数式(量)の世界です。

しかしそれは数学的に考えると単なる1次元の世界です。1本の直線が1次元ですから次元にしたら高いものではありません。

しかし右脳が優位にあると言っているわけではありません。一時期、右脳開発などと言われましたが左脳も重要です。

あらためて右脳を考えてみた時、どちらがどちらを包んでいるか。

優位にあるのではなく「包む」という発想です。

「包容」という高い次元の集合論

「包む」というのは上下関係ではなく打ち負かすのでもありません。

それは「集合」論という考え方となります。

3通りの状態がある集合論とは

離れた2つの円→無関係の状態

接触する部分がある2つの円→共通点がある状態

円の中にある円→包容の状態

しかし直線だと勝つか負けるしかしかありません。ですから「包む」という方が次元が高いわけです。

この場合の次元というのはスピリチュアルの世界でよく言われる、私の方があなたより次元が高いなどというのは成り立ちません。

どれだけ多くのことを考えられるか、考えられる状態の数の多さを意味します。

どちらがどちらを包むかという話です。

これからは、集合的な包む、包まないというのが、重要な発想法になるのではないかと思います。

無限の資源は我が体内に有り

ガンというのは簡単にお腹が空きます。周囲の細胞たちにオートファジーで食料をよこせというのがガンです。

ガンがこのオートファジー機能を支配するから全身にガンがひろがる。ですから自分の体を管理、訓練、コントロールができるように、普段からオートファジー機能を飼いならす必要があります。

私たちはまだ自分の肉体を飼いならしていません。先ほど言った時間が逆の右脳は未知の領域、オートファジーも未開発、まだまだ人間は謎だらけです。

自分自身は資源のかたまりです。我が体内にある資源は無限にあります。

そのことに全人類一人ひとりが気がつかなくてはいけません。

今までの文明は外に資源を求めていました。余計なものは摂らない、オートファジーを活用する、自ら新陳代謝する。

オートファジーというのはどういうことかと言うと、古くなったタンパク質を細胞が近づいてパックンと食べる!

それは先ほど言った「包容」「集合論」です。

私たちの体の中は勝ち負けではなかった。

相手を包んであげる機能があった。

左脳は人間が作った単なる人間の物差しにすぎません。実は体内では右脳、包むという働きの方が優位かもしれません。

これからは、カリカリして相手を打ち負かすのではなく、相手を包んでいくという発想の訓練が大切です。

2020年1月 Dr.Shu