尾田栄一郎

日本中の誰もが知っている漫画 『ONE PIECE 』、

尾田さんがONE PIECEを連載を始めたのは、なんと22歳。

下図はONE PIECEの初期構想なんやけど、この時にすでにブルックとかの姿がある…..この時にはすでに15年以上の構想が頭にあるのが読み取れる。

今後もしばらく続いていくと思われるONEPIECE…尾田さんの頭の中には今後10年、20年と壮大なストーリーが頭の中にあって、それを毎日ブラッシュアップしているのだろう。

尾田栄一郎は敵ボスの年表まで作る

映画の新キャラクター、ゼットのキャラクター作りに尾田先生も深くかかわったと聞いています。そこで尾田先生のキャラクター作りの裏側を垣間見ました。敵のボスとなるゼットは74歳ぐらいのキャラクターですが、74年分の歴史があるわけです。僕なんかは、「過去に妻を殺されて悲しいことがあった」という３行ぐらいのバックグラウンドでキャラを作ったのですが、尾田先生から「それじゃダメだ。ゼットの年表を書いてくれ」と言われました。

この話には尾田さんの「ものづくりの哲学」が詰まっていると思う。

僕も人の心を動かしていく表現者として、どこまで『こだわり』をもって細部にこだわれるか。自分の表現に対してどこまで愛情を注げるか、それが勝負だと思う。