陸路で国境越えするメリット
諸事情によりルワンダから一時的にウガンダへ移動して来ました。これで都合3回、陸路で国境を越えた訳ですが、とても興味深いのでこのスタイルは続けて行きたいと思っています。
■メリット
値段が空路に比べ圧倒的に安いのは言うまでもないですが、『国ごとの違いが肌で感じられる』と言うメリットが僕は大きいと思っています。飛行機で移動する場合、大抵は都市部に隣接した地域を移動するため、あまり違いはわかりにくいかな、と思います。
その点、「A国の田舎とB国の田舎」と言う比較だと、国の違いが出やすいです。(都市部ってどの国もそれなりになっていて、あまり差異が出ない印象です)
■路面状況の概況
既にご存知の事かと思いますが、途上国初の僕にとっては、まず道路の凹凸に衝撃を受けました。交通事故が多いために、強制的に減速させるための手段として意図的に道を盛り上げているんですね。
今までの肌感ですが、
ルワンダ(キガリ)>>>タンザニア(ダルエス)>ケニア(ナイロビ)>>ウガンダ(カンパラ)
くらいの感覚で、圧倒的にルワンダは整備されている印象です。カガメさんの独裁政権の良い面の現れかと思います。逆にウガンダは道路が最悪です。死亡事故でも、妊婦のボダボダ(バイク)輸送時の比率が多いようですが、あの悪路で運んだらそりゃ悪影響しかないだろうな、と思います。
■企業の入り込み方
都市部にも言える事ですが、田舎地方だとより顕著に現れるのが「ラッピング広告」です。
これは推測の域を出ないのですが、田舎地方に行くと至るところで「一般家屋への企業の告知のための塗装」が見られます。
広告をやっていた身としては、こうした広告が潜在意識に働きかける効果は計り知れないと思っているので、田舎地方とはいえ、今後の「人口ボーナスの中間層」に今のうちから刷り込んでおく彼らの戦略は面白いです。まぁお金が無いとこうやって面をとる戦略って取れないですけどね。。
参考までに、以下の企業は頻繁に見かけた企業の一例です。
Lato Milk
http://pearldairy.com/
Sadolin
http://www.sadolinuganda.com/
Tigo
http://www.tigo.co.rw/
MTN
http://www.mtn.co.rw/
M-KOPA
http://www.m-kopa.com/
■長距離バス
蛇足ですが、今回ルワンダ(キガリ)⇒ウガンダ(カンパラ)移動時は8000フラン(約1100円)で10時間ほどでした。