最近観た映画と舞台の話。
私の周りでは、もしかしたら ラ・ラ・ランドとかよりも話題に上がっていたかもしれない。
『人生フルーツ』
東中野のポレポレという映画館で一月から公開している作品
五月下旬にまで伸びるロングランの上映中で、物販で本を買うのに並んでいる人もまだ多くいらっしゃいました。人気作品。
生きていくことで大切なものは何なのかを、静かに訴えかけられるように時間が過ぎました。「生活」に関して、アイドルのようにすら思える、お二人だったな。。
「まず自分でやってみる」というのは、手間には見えてもたくさんの収穫があるということを体現されてました。
”毎日、コツコツ”を重ねた年輪の厚みに圧倒される作品。
ご自宅の、木々に囲まれた四季の景色がとっても素敵で羨ましく思いました。
便利な世の中、それでも忙しく日々が過ぎてく人に、きっとじわりじわりと沁みて問いかけてくる
観た後に、この作品のすべてを真似したいと思ったかといえば 私はそうでもなかったんですが(あれ?)そんなところも含めて、とても奥ゆかしい作品だと思います。
いろんな方の率直な感想を聞きたいなあ。
奥ゆかしいといえば、この作品も。
『やんごとなき二人』
劇団東京乾電池による、綾田さんとベンガルさんの二人芝居を初めて観ました。
いっつも仲良くさせてもらってる宮部さんが、衣装でこの作品に関わっていて
今回は彼女が尊敬してやまない映画監督 平山秀幸さんが演出をされています。
舞台に立っているのはほぼ、綾田さんとベンガルさんのお二人だったんですが
はー、すごいなあと思ったのは、それ以上の奥行きを感じたこと
役はホームレスさんなのですが、衣装のボロボロ加減も素晴らしく自然で
それでいて演じるベンガルさんは誇り高い雰囲気で「あー、いそういそう。」と思いました。
映画もいいけど、本人たちが実際にそこにいて、その場を作り上げている舞台って贅沢だなあ。
30日まで開演しているようです。興味がある方は私に言っていただければ前売り券でご用意できるのでお声掛け下さい。
以上!!