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寫眞徒然

さよならでなく

2021.11.06 14:38

夏の頃の感覚で散歩に出掛けてしまう。


夏にはまだまだ明るい時間でも

今は太陽の残り火が薄く空を染めるくらい。


まだ暖かいせいで、

日が長いような気がしてしまうのだ。

そうだカレンダーは

もうとっくに秋を過ぎ

冬に差し掛かっているのだった...。


わかっているはずの日付けが

どうにも体感として染み込んでこない。


何気なく選んだ行き先だったのだけど

大型客船の出港に出くわす。


飛鳥Ⅱだ。


久しぶりに見て、なんだか嬉しくなる。

ゆっくりと港を出て行く飛鳥Ⅱを見送る。


なんとなく

「さよなら」というのは、嫌だなと思う。


「いってらっしゃい」

「またね」


また会うことを

期待する言葉が良いなと思う。


そう思って発する言葉が

最後に交わす言葉かもしれないと思いつつ、

言霊になって叶ったら良いなと思っている。

色んな人の顔が浮かぶ帰り道。