コーヒープレスでおいしいコーヒーを

皆さんこんにちは！

第12代コーヒーアンバサダーの寺崎浩一です。

10月に入り肌寒く秋の深まりを感じますね。肌寒い日は温かいコーヒーがより一層おいしく感じますね。

皆さんはご家庭ではどのようなコーヒーの楽しみ方をしていますか？毎日コーヒーをいれていますか？

私は自宅で普段コーヒーを楽しむ時は、お店でコーヒーテイスティング時に使用しているのと同じ器具、コーヒープレスを使って抽出しています。

この大きなコーヒープレス、びっくりしましたか？

スターバックスの本社にある非売品のプレスで、こんなに大きいのに、実はコーヒーの抽出もできる本物なんです。

とはいえ、この大きさのプレスでおいしくコーヒーを入れるのは難しいですよね。

今日は、（普通サイズの）コーヒープレスの魅力をご紹介させてください。

コーヒープレスでいれたコーヒーの魅力は二つあります。一つ目はコーヒーが持つ様々な個性が存分に楽しめるところです。

金属性のフィルターを使用しているため、ペーパードリップではフィルターに吸われてしまうコーヒーオイルがしっかりと抽出されるのが特長です。コーヒーオイルの中には香り成分がたっぷりと含まれているので、香り豊かなコーヒーが楽しめます。

二つ目の魅力は抽出の手順がシンプルなことです。

難しいテクニックは必要なく家庭でもお店と同じ味が楽しめます。コーヒープレスに粗めに挽いた豆を入れて、沸騰してからしばらく置いた90〜96℃の湯を注ぎます。

注ぎ終えたらスプーンなどで優しくかき混ぜ、タイマーをスタートさせて4分抽出します。

プランジャーを上げた状態で蓋をします。

時間になったらプランジャーをゆっくり下げ、カップに注ぎます。

私はよく、お店でもコーヒーライフをスタートされるお客様には、このコーヒープレスをオススメしています。

おいしくコーヒーをいれるための４つのポイントを覚えていると、毎回おいしいコーヒーを楽しむことができますので、是非参考にしてみて下さい。

ポイント①は分量です。10g(大さじ二杯)に対して180mlの湯を使用してください。毎回、スケールを使用すると分量が正確に計れるので同じ味わいを再現しやすいです。

ポイント②は挽き具合(メッシュ)です。抽出器具に合った挽き具合があります。コーヒープレスでしたらザラメ糖ほどの粗挽きが最適です。

ポイント③は水です。コーヒーの98％は水分ですので、水の味わいが直接コーヒーの味わいを変化させる一番のパートナーです。コーヒーを抽出するときは微妙な味を変化させない軟水がオススメです。ミネラルウォーターでなくとも浄水器を使用した水を使用してもおいしくいれられます。

ポイント④は鮮度です。コーヒーも生鮮食品です。開封後は風味が落ちてくるので早めに飲んでください。

ポイントをおさえたコーヒーは風味豊かでおいしく自然と笑みがこぼれます。毎日、おいしいコーヒーが楽しめる生活って幸せですね。

コーヒープレスのコーヒーオイルたっぷりで贅沢な味わいを皆さんにも楽しんでいただきたいです。

秋の夜長のお供にコーヒープレスでおいしいコーヒーをいれてみてはいかがでしょう？

第12代コーヒーアンバサダー　寺崎浩一