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見守るという修行

2017.04.23 09:09

ここ数年、土日祝日はグラウンドか体育館かスケートリンクにいます。

息子たちの付き添いのためです。

体育の成績は2で、文化系の部活にしか入ったのとの無い私が少年野球母兼スケートママになるのは…

人生何が起こるか分からないものです。


小学生のうちから子供がガチなスポーツをする場合、親に必要なものは何か。

体力とコミュニケーション能力、そして忍耐力です。(あと車の免許と車があれば尚良し)


暑い日も寒い日も、雪が降っても練習には連れていかなければなりません。

やる気にムラのある子供のメンタルのケアも必要です。

時に褒め、時に厳しく。いや、主に厳しく。

なかなか技術が上達しない時にも、見ていてあげることは出来ても、代わってあげることは出来ません。(あ、口出しはします。でも、あまり口出ししない方が良いのかなぁと思ったり。)


試合だっていつも勝つわけではないので、歯痒い思いも沢山します。

自分が試合に出た方がどれだけ気分的に楽だろう、そう思いながら、フェンス越しに今日も応援です。

何の修行だよ、と思うことも少なくありません。


私はスポーツ経験がないので、これが息子たちの人生にどんな影響を与えるのか、正直なところ分かりません。

挫折を味わうことになるかもしれません。

気持ちが折れることがあるかもしれません。

だけど、何かしら私にとっても、息子たちにとっても、「糧」になると信じているのです。


頑張った、と言える思い出があることは幸せなことなのではないでしょうか?


数年後、「あの頃私たち頑張ってたよねー」と仲間とビールで乾杯する日を目標に、今日も送迎、見守り、叱咤激励するのです。

まあ、数年後じゃなくても日々ビールは飲むんですけどね。