カーボロネロと油揚げのサラダ
2017.04.24 02:30
今月のおすすめ野菜
カーボロネロ
和訳は黒キャベツ。イタリアトスカーナ地方が原産のアブラナ科アブラナ属の野菜で、しっかりうまみがありつつクセは少なく、甘みも感じるので他の野菜とも合わせやすい。サラダにする場合は、かつお節など旨味があるものと組み合わせると、さらに味わいが強まっておすすめです。成長すると黒のように濃い緑色になるのが名前の由来ですが、ベビーリーフの状態は鮮やかな緑色で、葉の周囲は細かい波型を打ち、スプーンのような葉の形をしています。紀元前2500年前には、原産地付近に自生していたものを食用として利用していたという歴史が残っており、最も古い非結球キャベツの原型。βカロテン、ビタミンE、ビタミンC、カルシウムなどが豊富で、野菜の中ではトップクラスを誇ります。抗酸化力が強く、また食物繊維も豊富に含むので、腸の働きを整え、便通を良くする働きや、コレステロールの排出・急激な血糖値の予防効果があると言われている、医者いらずの野菜です。
材料(4人分)
カーボロネロ(べビー&ミニ) 100g
油揚げ 2枚
長ネギ 10cm
かつお節 1つかみ
しょう油 小さじ1½
ごま油 大さじ1
作り方
1.カーボロネロは水洗いして水気を切る。油揚げは縦半分に切り、2cm幅くらいに短冊切りする。長ネギは芯を取り、斜め薄切りにする。
2.フライパンを中火にかけてごま油をひき、油揚げを両面に焼き色がつくまでカリカリに焼く。
3.皿に1.のカーボロネロと長ネギを盛り、3.の油揚げをのせ、しょう油とごま油をまわしかけ、鰹節をふって軽く混ぜていただく。