新しい風が吹いた Beautriumのシャンプー
春、新しい新入生達が
伝統のBeautriumシャンプーを
習得しようと頑張っています。
美容師になって初めて習う課題
ここをこだわれるかどうかで、
その後の美容師人生が変わるくらい大事なモノだと自分はいまだに思っています。
自分達の世代のシャンプーのLessonといえば
音、指の力、流れ、泡立て、強弱、言い出したらきりが無いようなこだわりを
とにかく数をこなし、緊張感のある雰囲気の中でひたすら遅くまで先輩に付き合ってもらい繰り返しLessonした記憶があります。
おかげさまでどこのサロンにも負けないシャンプーを習得できたと思っています。
丁度10年ほど前、美容室のシャンプーにも大きな変化が起こりました。
僕らが習得したサイドシャンプーから
バックシャンプーという形に多くの
サロンがシフトしたのです、
これはサロンでヘッドスパの需要が増えたのと
美容師の腰の負担を減らす為
時代の流れだったと思います。
新しい風ですね…
そんな新しいシャンプーを教える
最近先輩になったばかりの
アシスタント2年生
そしてそれを支える3年生
このチームで教えています。
全て彼らに任せ、教え方も
自分達で考えるよう指示を出しました。
そこには自分達の世代には考えられない
Lessonの形がそこにありました
緊張感のある雰囲気というよりはわりと楽しそうにすら見える空気感…
笑い声も聞こえて来ます
自分が他の仕事をしていると
「お疲れ様でしたー」
えっ⁈
もう終わったの?
早くない?
あれ?
時間はたった1時間半
そう決めてやってるそうです。
あまりの自分達の時とのギャップに
なんども
「もっと時間を増やして練習したら?」
「もっと締りのある雰囲気でやったら?」
と言いそうになりました、
言ったかもしれませんw
でも
任せてみて良かった。
まず最初に提案されたのは
2週間はスタイリストは
シャンプーレッスンに参加しない。
教える統一性出すためです
その後も
自分達で決めたLesson時間を
オーバーした際に真剣にLesson時間を
守らなかったこと怒る
3年目の先輩アシスタントの姿も目にしました。
僕らの目には緩く見えても
彼らはちゃんと真剣に
考えてやってるという事です
今年で4年目に入る鎌倉小町店
シャンプーレッスンも任せ初めて3回目
前年度の反省も踏まえアシスタントが
育てて来た教え方は、
結果2週間経って初めてしてもらったシャンプー
なかなかこの時点では素晴らしいモノでした
「数をこなさなければ短期間で上手くなれない」
という思い込みを見事に覆してくれています
嬉しかったのは
シャンプーする前に自分の課題をしっかり伝え明確にしてからシャンプーlessonに入ります
受ける側も課題がハッキリして
意見をしてあげやすい
lessonが曖昧にならなくて良いなと思いました。
これも彼等が自分達で考えてやった形です
自分達の時はその辺は気合と数でカバー!!!!
みたいなそれこそ曖昧だったかもしれませんw
上に立つ者として
自分達がわからない事を
無理に押し付けるのではなく、
自分達で考えて動くチャンスを与える
任せたらしっかり信じて任せきる
すごく大事な事を、
アシスタントから学んだ気がします。
この先もこだわりを持って
Beautriumのシャンプーを育てて行って欲しいと思います思います。
最近
面白いから見てと奥さんから
すすめられたCMがある
ツボでした
新しい風が、吹いた。
昔良かったやり方を
もう一度新しい意見を聞いて
今もそれで良いのか?
ちゃんと考える事は
今大事な事だと思います