ループマシンについて(3)
前回はRC-50を手に入れるまでの話でした。
順番が逆になっちゃいました。^^;
BOSSのRC-50はリアルタイムでループ素材を作ってパフォーマンスを行うだけではなく、オケ再生のプレーヤーとしても活用できます。
それまでライブではMTRやノートパソコンをテーブルの上に置いて、手でポンとスタートボタンを押していました。
RC-50だと足でスタートボタンを押せるんですね。
3トラック個別に逆回転音のオン/オフができるのも魅力的です。
RC-50にはUSB端子があり、パソコンと接続してデータの送受信、保存が可能。
RC-50で作ったループ素材をパソコンに保存したり、パソコン(シーケンサーなど)で作った素材をRC-50に送って活用できるわけです。
ただしパソコンから送信する場合、データは必ずステレオでないといけません。
また、文字やフォーマットも指定があります。
そうでないと当然ですがRC-50がデータを認識しません。
フォーマットはwav、aiffですが、作ったアプリによっては全く受け付けないことがあります。原因は不明。
wavデータが認識しない場合、一度 iTunesに持っていき、iTunesでwav、aiffに変換したものだと、どういうわけかうまくことがあります。
その後しばらくRC-50を使っていましたが、Youtubeでエレクトロハーモニクスのルーパー「2880」を知ります。
変態エフェクター製造にかけては他に追従を許さないエレハモ。
4トラックを持ち、逆回転オン/オフ、リアルタイムで変更、再生スピードの変更をフェーダー操作でグニョグニョ可能。
2880を楽器のように扱って、ミュージックコンクレート・サウンドが作れます。
4つあるトラックの音をミックスして一つの素材を作るなど、MTRの性格も待ち合わせています。 各トラックの音量バランスだけでなく、フェーダーの動き、リバース、オクターブのスイッチの記録可能。
パソコンとの接続もできましたが、2880は素材を保存するバンクを持っていないのが残念。
後に発売された「4500」はバンクを持っており、別売のコントローラーで読み出し可能。