Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

ハイテンションでいこう

No! 科学

2017.04.24 23:00

まさにこれ。ほんそれ、である。

要するに、ハイテンションとは脳の状態であって、我々は脳を騙すことによって自らハイテンションを創り出し、ものごとを上手く乗り切ることが求められていると思うのである。

「引き寄せ」と言ってしまった刹那、急にいかがわしさというか、少々のオカルト感が漂うが、テンションの低い人と高い人、どちらに話しかけたいかといえば後者であることに疑いの余地はないだろう。テンションの低い人に話しかけるのは人の心の闇に付け込む悪徳商法を営む輩かマザーテレサのような人ぐらいであろう。


さて、問題は脳を騙すことができるのか、という点である。


我々は物心ついたとき、「地球は丸くて太陽の周りを回っている」と教えられるのと同じように「人の考えや行動は脳に支配されている」と教えられる。部下は上司に従うがごとく。


では脳は何を基に指令を出すのか。これは生まれたての赤ちゃんについて考えるとわかりやすい。

つまり、外的刺激と記憶である。生まれてからは、腹が減ったと感じればオッパイを飲み、何かが触れると何だろうと握り返し、徐々にいろんなことを感じ、覚え、言葉を覚え、考え、行動するようになるのである。


しかし、外的刺激も記憶も、実にいい加減なものである。


外的刺激とは、脳が何かを「感じる」ことである。外的といっても、脳の外側であって、体内の場合もある。


人には5つの感覚が備わっている。視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚という、アレである。しかし目や耳などは単なる感覚器、レンズやマイクといった信号の受信機に過ぎない。「光っている」のとそれを知覚する「光を感じる」のは全く別物だからである。ボーッとしていて人の話を聞いていなかった、というのは日常茶飯事である。


外的刺激が脳で知覚されて初めて脳が反応するのである。なので、いくらレンズやマイクの性能が優れていても、脳がそれほどでもなければ、いい指令は得られない。


というわけで、朝から長くなってしまったので続きは次回。錯覚の話をしたいと思う。