おもちゃ『木製ジュラシック』
木製の恐竜のおもちゃは手作り感があって握っているだけで心地良いものですが、青森ヒバの良い香りもするため触覚の刺激だけではなく嗅覚への働き掛けもあるおもちゃです。
一人の生徒さんが手持ちの恐竜とレッスンで使用している恐竜の色が違うことに気付き、色認知が優先し形で恐竜を形で認知することができずにいました。お話を伺うとお持ちの絵本に合せて同じような色合いのフィギュアを揃えられたとのことが原因のようでした。お母様の心遣いによるものでしたが生きた恐竜を現代人は見たことがないため想像して色付けをしていることを理解しておくことも必要です。
色認知が進んだ場合には恐竜の色に惑わされずに形で判断できるように敢えて色の異なる絵本や図鑑、フィギュアを準備し目に触れさせながら形を意識させましょう。子供は形よりも色認知が優先する傾向があることも覚えておくと声掛けの選択肢が増えると思います。またシンプルに色の付いていない今回のおもちゃのような形を捉えやすいものをいろ月のフィギュアの前に与えることもお勧めします。
このおもちゃはティラノサウルス、パラサウロロフス、アンキロサウルス、トリケラトプス、ステゴサウルス、プテラノドン、首長竜、の7種類です。
男の子中でも恐竜好きなこの特徴として、発語が難しい恐竜名を自在に言葉にすることができるようになり、知り得た知識を言葉にして伝えることが急激に上達するようになります。無口な子供から弁が立つようになることがあり、またカタカナ文字に関心を寄せるようになり男児特有の文字に対しての希薄さが軽減される場合もあります。
簡単に名前とおもちゃのリンク画像を掲載しておきます。草食や肉食恐竜の種類分けや恐竜から進化した動物たちの存在など切り口を変えると多くの学びに繋げることができます。