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母に届けたあかぎれのくすり

2018.11.02 05:19

https://maminoe.jp/post-3127/ 【中江藤樹 母に届けたあかぎれのくすり】より

「伝えたい日本のこころ」第二話は、このお話を選びました。

昔の方は、忍耐力、克己心があったのですね。

克己心とは、自分を見る目を失わず、体を鍛え、知性を身につけ、弱い自分、甘い自分に打ち勝っていくことーー

感染者数がさらに増え、本当に大変な日々ですが、来週も気を引き締め、そして笑顔で参りたいですね。

江戸時代の儒学者・中江藤樹は、幼いころ、近江の両親の元を離れて、米子(鳥取県)のおじいさんのところで勉強していました。

あるとき、お母さんからの便りに「今年は寒いのであかぎれができて困ります」と書いてありました。心配になった藤樹は、山寺にあかぎれに効く薬があるときいて、お母さんにもっていってあげようと思いました。

そして、薬を手に米子から近江まで、雪道を何日も何日もかけて、歩き、米子から遠く離れた近江の小川村の家にたどりつきました。

井戸端で水をくんでいた母は、突然現れた息子の姿に驚きました。「まあ、どうしてここに」藤樹は得意気にこたえました。「母上のあかぎれによく効く薬を買ってまいりました」

しかし、それをきいてお母さんは急に厳しい顔になりました。

「藤樹、おまえは家を出るとき、なんといって約束しましたか。立派なひとにならないうちは帰らないといったではありませんか。約束をやぶって、薬をもってきてくれてもお母さんは少しもうれしくありません。すぐにおかえりなさい」

藤樹には、お母さんのいうことがよくわかりましたので、ただうなずいて雪の道を引き返しました。

お母さんの教えにしたがって勉学に励み、立派な学者となった中江藤樹は、その徳望の高さから「近江聖人」と称されるようになり、数々の尊い教えを説き、多くの人々に尊敬される人物となりました。

このおかあさんは、何のためにかわいい我が子、抱きしめたい我が子をうちに上げることもせず、そのまま引き返させたのでしょうか。

昔の方々はこうしたおはなしから、大切なことを学び、こころを養ったのですね。


礼&拝

ダンワールドでいう「バウメディテーション」、チベット密教での「五体投地」をイメージしてください。「バウメディテーション」の参考資料

*http://ameblo.jp/tieluckhealingsalon/entry-11158945401.html 【ちっちゃなチャレンジでも】より

こんばんわ!

昨晩、大きなチャレンジではないですけど一つチャレンジしてみました。

Yogaの太陽礼拝に似たっポーズで私の今やってるYogaではもう少し穏やかな動きです。

バウ・メディテーションと言います。天と地に感謝を捧げる感じです。

これ、家だと集中出来ないと決め込み(これも思い込み!!)いつもスタジオでしていました。勿論、スタジオ行く時間がないのはやらない正当な理由ぐらいに思ってました。

でも昨日は何だか自発的にやりたい気分が初めてでました。

スタジオに行く時間はなかったのですがでも、遣ると決めればできる!と家でやってみました。1000回できました これがチャレンジです

とっても一つずつの動作を丁寧にやって気が付いたら2時間半かかってました。

でも、昨日はいつもと違いました。

バウ=おじぎの部分を凄く深く頭下げてやりました。そうすると、いつもよりずっと足腰が地にしっかり着いた感じになり、上半身は軽く安定していました。

そして天に感謝を示すポーズもちゃんと天を見上げてやってみました。

すると終了時には首にあった痛みが消えてました。

そして、いつもよりずっとバランス良くできてるのを感じ疲れた感がほぼ無かったんです。

Bowをすると謙虚さが出ますと先生が言っておりました。

今までBowを丁寧にやってない時はやたらスピードは上がるけど、バランスは良くなく

結構つかれ、翌日酷い筋肉痛がショック!

今回BOWを深くやった事での体の安定感は凄かったです。

次第に自然に丹田にも力が入っていくのが解りました。人生、謙虚さを忘れた時、一つ大切な事が抜けてるから

バランスを崩し、つかれるんだな・・って浮かびました。

その謙虚さとは決して他人に向けられた物だけでなく自分自信にも向けられるべき物だと。

そして全てのバランスが整えば、疲れは疲れで無くなる!

バウメディテーションにて体感できました お読み頂き有難うございます。


手順

1.まっすぐ立って 天地を繋げるイメージ(百会から気運の柱を建てる)をする。

2.地のエネルギーを感じながら 両手を肩の高さまで持ち上げる。

3.手の平を天に向け 天のエネルギーを受ける積りで 大きく回して頭上で合掌する。

4.合掌して両手を 正中線にそって胸までおろし お辞儀をする。

5.合掌したまま 跪き、正座。 両腕を前に滑らして 地に額を付ける。

6.そのままの姿勢で両肘を立て、掌を天に向け 天のエネルギーを受ける。

7.合掌しながら立ち上がる。

(1から7を繰り返す。)


礼&拝の期待される効果

フィジカル効果

全ての骨と筋肉が自然に全部動くように なっています。

特に濁ったエネルギーの溜まりやすい関節を刺激するのでエネルギーが浄化されます。

目を閉じてすると 片方に偏ることがあります。これは、骨盤、脊椎、肩、首などが曲がっている、あるいは身体が正しい状態になっていないことから起こる現象です。

この時、曲がる側は緩んでいて、反対側は硬く緊張しています。

現在人の大部分が左右の均衡がとれていない状態ですが、この動作を通して、正常な均衡状態に戻ることができます。

エネルギー効果

礼&拝をする時、血はうずくまると頭に上り、立ちあがると足の方に下がり、気血の循環が起こります。

胸と背中を通る大きな経絡(任脈・督脈)がスムーズに流れるようになります。

力を抜いた状態で礼&拝をすると、血流は毛細血管まで 十分にうまく流れ、力を入れると強く流れるようになります。

全てのものが循環し、循環させることができるという法則がここに含まれています。

礼&拝は早く行うこともできますし、普通の速度で、あるいはゆっくり行うこともできます。

早く行うと、気的な感覚は感じられませんが 汗が出て細胞が生き返ります。

普通の速さで行うと、気が若干感じられます。

エネルギーダンスをするように 気の感じに乗って行うと、気的な感覚が全て甦ります。

メンタル効果

怒ったままで礼&拝をする人はいません。「伏し拝み、ひれ伏す姿勢」を取り続けると 自然に謙虚な気持ちになります。

自分にある観念と利己心、慢心、恨みを 捨てようという心が育ち平安な心を持つようになります。

スピリチュァル効果

マントラ、お経などを唱えながら バウメディテーションをします。

言霊といわれるがごとく 一語一語の波動を味わいながら内なる律呂を開放します。

また波動を響かせることは 潜在意識へ通じる扉(身体)を開くことになります。

ゆったりした動きに伴う身体意識の目覚めとコアマテリァル(自分で気づいていない信じ込み、固定観念)への気付きにフォーカスするハコミセラピー的効果も期待できます。


「五体投地」の参考資料

http://www.moviola.jp/lhasa/ 【ラサへの歩き方~祈りの2400km】より

解 説

チベットの小さな村から聖地ラサ、そしてカイラス山へ。

はるか2400kmを“五体投地ごたいとうち”で、ほぼ1年かけて歩く11人の村びとのチベット巡礼旅。五体投地ごたいとうちで2400kmもの距離を巡礼する。その驚き。

五体投地とは、両手・両膝・額(五体)を地面に投げ伏して祈る、仏教でもっとも丁寧な礼拝の方法。チベットには今も聖地巡礼を、五体投地で礼拝しながら、長い時間をかけて進んでいく人々がいる。「しゃくとり虫のように進む」と説明されるように、やってみれば、いかに進むのが大変かがわかる。本作は、チベットの小さな村の11人の村人が、聖地ラサへ、そして最終目的地の聖山カイラスへ、2400kmもの距離を、なんと五体投地で行く巡礼旅を描いた驚くべきロードムービーである。

いまこの世界の中で、こころに響く。

シンプルに生きること。

映画は、丁寧に村人たちの暮らしを見せ、様々なドラマがありながらも大げさにすることなく巡礼を撮る。さりげない会話や行動の中から「他者のために祈る」というチベット仏教の考え方が伝わってくる。なぜ彼らは他者の幸福を願うのか。過酷に見える巡礼なのに、なぜ彼らは楽しげなのか。祈る。歩く。眠る。笑う。そこからシンプルな行いの中にあるよろこびが見えてくる。その心のありかが見えてくる。複雑に生きすぎる現代の人々に、チベットの巡礼旅が何かを気づかせてくれるだろう。

物 語

チベット、カム地方マルカム県プラ村。ニマの家では、父親が亡くなり、まだ四十九日が明けず、法事が行われていた。父の弟のヤンペルは、兄のように思い残すことなく自分は死ぬ前に聖地ラサ行きたいと願っていた。ニマは叔父の願いを叶え、叔父を連れ、ラサへ巡礼に行く決意をする。彼らの巡礼のことを知ると、次々と同行を願う村人が集まり、老人、妊婦、そして幼い少女タツォを含め一行は総勢11人になった。村から五体投地で1200km離れた聖地ラサへ、さらにそこから1200kmあるカイラス山への巡礼の旅がはじまる。