三鈷寺で『秋の特別公演 「文楽への招待 太夫・三味線・人形解説付き」』が開催されます!
京都西山の三鈷寺(さんこじ)で,紅葉の時期に合わせて,文楽の特別公演が行われます!
日 時:2021年11月23日(火・祝)12:30開演(12:00開場)
会 場:三鈷寺 客殿
京都市西京区大原野石作町1323
入場料:8,000円(善峯寺入山料含)
プログラム:『 傾城恋飛脚 』より 『 新口村の段 』奥 他
出演者:浄瑠璃:豊竹呂太夫、三味線:竹澤團吾、人形:豊松清十郎 他
主催・問合せ:(株)ヴォイシング 06-6451-6263 (平日10時から18時)
共催:三鈷寺
あらすじ:
飛脚屋で働く忠兵衛は、遊女梅川と恋に落ち,取引先に届けるはずのお金に手をつけてしまい、梅川とともに自分の故郷,新口村まで逃げてきた所から、「新口村の段」が始まる。
新口村に着いた忠兵衛と梅川は,知り合いの家を訪れて忠兵衛の親である孫右衛門の近況を聞き出そうとするが、村では既に忠兵衛が犯した事件のことが話題になっており、更に忠兵衛を捜索する手が迫っている事を知り、二人はそこに身を潜める。雪が舞う外の様子を障子の隙間から眺めると,偶然孫右衛門が通りがかり雪で足を滑らせて転んだのを見て、梅川は思わず孫右衛門を家の中に招き入れ,わが身の上を明かさずに介抱するが、孫右衛門は梅川が息子の連れ合いだと悟り,息子が罪人になった以上,ひと目でも息子には会う訳にはいかないと伝える。
梅川は機転を利かせ,孫右衛門に目隠しをして忠兵衛と対面させるのが、追っ手がやってきたので、孫右衛門は二人に抜け道を教えて,降りしきる雪の中で息子を見送るというクライマックスのシーンとなる。
その他:文化庁 「 ARTS for the future!の補助対象公演 」 決定(2021.10.29)