ひょうか
2021.11.02 09:53
“人は何かを批評するとき、 作品そのものよりも、作者が誰なのかを気にする。 作品の素晴らしさよりも、それを誰が作ったか、 誰が描いたかが大事なんだ。そしてそれがダリやピカソだったら、 大して作品を見てもいないうちから『なるほど、これは中々』 なんて言って、無条件に褒めるんだ。ぼくは、本当にうんざりする。 (岡本太郎)”
多くの人は 美術の専門家ではない。 良い悪いの判断が世間と合ってない事への不安がある。
だから 芸能人格付け競争みたいな番組がある。 自分がどう思うか?と他人がどう思うか?を
作品から読み解け!ってなったら 保身のためにまず誰の作品か知る事に逃げようとする。
これはもうあきらからに その人には美術は必要ないことで その素養など一切ないんだよ
でもね (岡本太郎)というネームバリューが その文に末についてなきゃ
その言葉自体もだれも関心なんて寄せないんだよ。
つまり感想自体さえも 感想の出来不出来よりも だれが思ったか?ってことが重要で
そうすると すべてひっくるめて 物事の優先順位は その人のブランド力に左右されるということ
どんなにおいしくもない料理でも TVにでてるシェフが監修! 本人が作ってもいない ただ監修
でも評価されちゃったりもする。
みんな なんで各々に目鼻耳口脳があるんだろうかねえ?
人類にそれら、すくなくとも脳は町内に一つあればよいんじゃないか?