前途洋々、前途多難。

先日「Web Designing」のDTPデザインをしているわが師匠モリソン加藤さんから、3月号の特集記事に掲載する“フリーランスデザイナー座談会”に参加してみない？と声をかけていただいたので、折角だし何事も経験かな、と恥ずかしながら参加してみた。その時撮られた写真や発言が載った本が、恐ろしくも現在書店に並んでいる。

今思えば、その中でも私はズバ抜けたフリーランス初心者。相当恥ずかしい。他の皆さんは私よりヤングなのにも関わらず、フリーランスとしてはずっと先輩だし、スバラシイお仕事をされている方ばかりで、かなりレベルの違いを感じた座談会だった。仕事への取組み方や、経験談は勉強になることばかりだった。

そんな先輩方と自分を比較しても仕方がないし、追いつけ追い越せということでもないので、変に焦るつもりはないんだけど、そんな皆さんですら、来月はどうなっているんだ？　暮らしていけるのか？　家族を養っていけるのか？　と密かに枕を涙で濡らす夜もあるとかないとか（笑）。たぶん冗談でしょうが、フリーランスである限り、常にそういう未知数との格闘が続くのは事実なんだよなあ。まさに自由＆やりがいとの引換え。

良くも悪くも転がる明日の我が身がわからぬフリーランス。しかも自分の今の力をよく自覚しているだけに不安は限りない。その不安を埋めるのは日々の努力しかないんだけど。これがムズカシイ。

私はまだ独身だからいいけど、そんなことを抱えながら家族サービスしたり、家のローン払ったり、ブログ書いたり…そんなことをこなしている皆さんは一体どんなキャパシティなんでしょうか…？　尊敬しきりです。

座談会でご一緒した鎌田さんが今日のexiteのWEB ad Timesで紹介されてました。今後のご活躍も楽しみです。