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D勉強の会

2006.09.13 15:15

D&DEPARTMENT主催の勉強会に初参加。今回は川島蓉子さん(伊藤忠ファッションシステム マーケティングマネージャー)による「ロングライフデザインについて」 のお話の予定だったのですが、どちらかというと川島さんご自身の人に対する興味の持ち方や、マーケティング調査の話、個人的なデザインの見方や女性としての仕事の形などのお話が中心でした。

面白かった話題のひとつは、「モノを選ぶときの基準の、男性と女性での違い。」これまでの調査結果らしいのですが、男性は、そのモノの格好良さやスペック、それ自体の魅力で選ぶのに対し、女性は、そのモノと自分との関わりを想像して、自分がそれを使う様子を客観的に見た時に自分と合っているか、使っている時の気分が良いかどうか、という判断で選ぶそうです。全てに当てはまるとは言えないとは思いますが、自分を含め、周囲を見渡すと確かにそんな傾向があるように感じます。

服を買うときはもちろん、試着するなり、鏡の前で確認したりします。これは男女ともに割合一般的でしょうか。この延長で、鞄や靴、眼鏡や帽子、アクセサリーも身につけた状態を確認します。これはモノによっては男性は省くかもしれません。加えて私は、インテリア雑貨、食器、文房具など「使うもの」も多少きちんと選ぼうと思うと、できればそれを手にしている自分の姿を見ます。確認しないと何だか不安です。身につけるものでもないのにどうして?と自分で不思議だったのですが、そういう心理が働く生き物だったんだなと、少し自分の中の謎が解けた気がします。

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