胸椎の回旋異常を調整する
2017.04.29 22:10
皮膚は様々な状態をあらわしています。
内圧が高くなると皮膚は突っ張りがでてきます。
この突っ張りを改善すれば関節可動域は自然に良くなります。
調整方法は皮膚を引っぱるだけです。
皮膚を引っぱるというより撫でるだけです。
撫でるだけというより意識するだけです。
胸椎の回旋、側屈異常があって見た目背中が緊張している状態です。
この状態は緊張して収縮しているのではなく、引き伸ばされている訳です。
何度も説明してきましたが、プロでもこれを理解していない人はもの凄く多い。
引っぱられているので緩めてはいけないのです。
緩めるのではなく縮める。
これを理解していないから背中をいくら刺激しても良くなりません。
動画を見てもらうと調整をしたあと左へ回転しやすくなっているのがわかってもらえると思います。
たったこれだけの刺激で改善できます。
これができるようになると呼吸もしやすくなり、お腹にも力が入ってきます。
呼吸が楽になると精神的にも豊かになります。
そして歩行もやりやすくなります。
何度も書いてますが歩行は足で歩くと思ったら大きな間違い。
胸を使わないと楽な歩行はできません。
深く呼吸を入れるためには深呼吸だけしても深くは入りません。
コツがある訳です。
そんなコツが胸椎回旋のリリースです。
筋肉でもない筋膜でもない。
神経でも血管でも骨でもない。
それら全てです。
全てはつながっています。
部分だけにフォーカスをあてると他からの影響があった場合うまくいきません。
筋肉だけとか関節だけにフォーカスするとこれだけの刺激ではうまくいきません。
これが大事です。