『ムーンライト』

今年のアカデミー賞作品賞受賞✨

いよいよ長崎でも公開が決定しました❗

これ「見たい❗❗」って楽しみにしてる人が沢山いるんじゃないかな😊

私はラジオのお仕事で、今月始めに福岡の"Tジョイ博多"へ映画『ムーンライト』を鑑賞しに行きました。

ちょうどこの日は「ファースト・デイ」だったので映画館は沢山のお客様で賑わっていました。

『ムーンライト』もこの日は、ほぼ満席。

私も上映開始時間ギリギリに映画館に到着したので、残席わずかの中、ギリギリセーフでチケットを買えました❗

よかった~✨

物語は主人公のシャロンの成長と共に進んで行く。

小学生の「リトル」、高校生の「シャロン」、大人の「ブラック」。

このそれぞれの年代のシャロンを演じた3人は全く会うことを禁じられ、お互いの演技も見ていないという。

監督曰く、相手を見て作り出すのではなく、自分自身の正直なシャロンを演じて欲しかったと。

不思議な事に、この3人のシャロンは全く同じ目をしていた。

うつ向く目の落とし方が全く同じ❗❗

リトルシャロンからは想像出来ないほど体つきから変わったブラックシャロン。

でもリトルの時と同じ目。

大人になっても中身は昔のシャロンそのままだった。

この映画は正直レビューを書くのは難しい。

『ラ・ラ・ランド』のようにポンポン言葉が頭に浮かばない。

いじめ、麻薬、セクシャルマイノリティ…。

テーマが重いけど、その中での映像の美しさと愛のある物語に魅了された。

シャロンの"目"を通して１つの物語に最後まで引き付けられ堪能できた。

決して面白いとは言えないけど、この作品は見てよかったと心からそう思えた。

映画を見終えて、どんどん時間が経つにつれて深く感じることの出来る作品だと私は思う。

これは鑑賞時にInstagramに投稿した私のレビューです。

そして、この作品のパンフレットもおすすめ✨

撮影秘話や登場人物の紹介、中でも面白かったのが監督のインタビュー。

トランプ政権の事や「白すぎるオスカー」の事、そして、映画『ラ・ラ・ランド』とのアカデミー賞作品賞受賞の瞬間の出来事の事などが記載されてます😊

この作品の事をより多く学べるので、パンフレットも合わせてお楽しみ下さい🎵

よく見かけるこの"顔"も、一見一人の顔に見えるけど、よーく見ると実はこの映画に登場する「3人のシャロン」の顔で一人のシャロンになってるんですよ❗

私も最近気付きました(笑)

そしてこの映画のもう１つの見所は

カラーリストによる映像✨

一度撮影されたものの色をフィルム状に色を抜き、色を加えて光の反射などをより美しく見せたり、登場する黒人全員の肌に存在しない青を加えてブロンズのような美しさを出すなど、映像の美しさをも堪能できる芸術的に優れた作品です✨

映画『ムーンライト』

長崎市では

TOHOシネマズ長崎で

6月3日(土)より公開です。

この映画おすすめです✨

是非映画館の大きなスクリーンで映像と共にお楽しみ下さい🎵