Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

桜の開花と共に東京へ【2】

2017.04.27 03:03

ごきげんいかがですか。

着物姿のチャイルドマインダー うっかり母ちゃん満茶乃です。

4月2日の東京でのイベント後記

第二弾です。

            ↓ 第一弾はこちら★ ↓

お茶室での午前中の親子イベントが終わったら


お次は、広間へ会場を移し午後第一部

『こんなにも面白い!古典芸能の世界 ~美しき貴公子の物語~』

最初は常磐津齋櫻さんの 端唄『御所車』

 絶世の美女、小野小町に恋をした 深草少将の恋心を描いた曲。


恋文を開く時の音と、ドキドキした気持ちを、

春になって薄氷が解ける音とかけています。

・・・でも、恋叶わぬ深草少将。

く~~~!!

あまじょっぱい!!!

会場内は 雅な雰囲気に包まれました。


出演者紹介を経て

わたくし満茶乃の能面のよもやまばなし


テーマが貴公子なので

平家物語などを題材した演目に使われる男性の面(おもて)をお持ちするのがよいのですが

わが家にはおられません( ノД`) 

  『童子(どうじ)』という

不老不死の仙人や、少年の霊など、精霊的な意味合いをもつ

男の子の面(おもて)をご用意させて頂きました。

この表は、美しいという形容がピッタリ☆

無表情な能面のイメージを覆すお話しをさせていただくと

みなさまとても興味深そうに聞いてくださいました^^


お次は

常磐津齋櫻さんの 常磐津『戻り橋』

『戻り橋』の主人公は

能楽・歌舞伎や昔ばなしでも大活躍の源頼光(みなもとのらいこう)

の四天王のひとり、渡辺綱!


彼が美女に化けた鬼を退治するおはなし。

頼光四天王は私とても好きなので

昔ばなしの裏話したい(笑)

またの機会に~^^☆彡


お次は

満茶乃の番。

「能がたり」『平家物語~経正~』です。

まずは、時代背景をなんとな~くつかんでいただくために

親子企画で活躍している自家製「時代巻物」の登場!!!


そして『経正』の演目を

解説と「謡(うたい)」をおりまぜながら、語っていきます。

姿は見せぬが、声は聞こえる。

蝋燭が炎が物語る

平家の武士でありながら、雅な心をもつ経正の恥じらう姿。


能楽は想像をフルに使うと

楽しさ20倍!!!なのです^^


お次は

飛び入り(飛び入らせ!?)企画!!

鳴り物担当の 福原鶴十紫(つるとし)さんの小鼓(こつづみ)解説!!!!!!

ふだんはこのような形で表に出てお話しされることのない

めちゃくちゃ貴重な鶴十紫さんのおはなし。

会場をまわって

希望者の方に小鼓を体験させてくださって^^

齋櫻さんもめちゃくちゃ楽しんでられました♪


お次は

禁断の三味線×創作仕舞企画

『月宴舞獅子華獅子姫』(つきのうたげに まうはな ししのひめ)

能楽が成立した頃

まだ日本には三味線はありませんでした。

能のお仕舞に三味線の曲をあてることは絶対にないのですが

特別にやらせていただきました ♪

曲線美の日本舞踊と対照的に

直線美の仕舞。


そぎ落とされた表現で

齋櫻さんの唄と三味線の音に合わせます。


感想をたくさんいただいて

楽しんでいただけたようでホッとしました。


最後は

賑々しく『伊勢音頭』!!

みんなでお花をふりふり(^^♪ 会場がひとつに

このあと、じゃんけんタイム!!!!

勝った方は

齋櫻さんからは「東京キモノショー」のご招待券

空果梨堂からは「歳時記カレンダー」をプレゼント♡

しばし楽しい撮影会となりました~


ほんとうにほんとうに、

ありがとうございました~!!!!


 桜の開花と共に東京へ【3】へつづく!!