桜の開花と共に東京へ【2】
ごきげんいかがですか。
着物姿のチャイルドマインダー うっかり母ちゃん満茶乃です。
4月2日の東京でのイベント後記
第二弾です。
↓ 第一弾はこちら★ ↓
お茶室での午前中の親子イベントが終わったら
お次は、広間へ会場を移し午後第一部
『こんなにも面白い!古典芸能の世界 ~美しき貴公子の物語~』
最初は常磐津齋櫻さんの 端唄『御所車』
絶世の美女、小野小町に恋をした 深草少将の恋心を描いた曲。
恋文を開く時の音と、ドキドキした気持ちを、
春になって薄氷が解ける音とかけています。
・・・でも、恋叶わぬ深草少将。
く~~~!!
あまじょっぱい!!!
会場内は 雅な雰囲気に包まれました。
出演者紹介を経て
わたくし満茶乃の能面のよもやまばなし
テーマが貴公子なので
平家物語などを題材した演目に使われる男性の面(おもて)をお持ちするのがよいのですが
わが家にはおられません( ノД`)
『童子(どうじ)』という
不老不死の仙人や、少年の霊など、精霊的な意味合いをもつ
男の子の面(おもて)をご用意させて頂きました。
この表は、美しいという形容がピッタリ☆
無表情な能面のイメージを覆すお話しをさせていただくと
みなさまとても興味深そうに聞いてくださいました^^
お次は
常磐津齋櫻さんの 常磐津『戻り橋』
『戻り橋』の主人公は
能楽・歌舞伎や昔ばなしでも大活躍の源頼光(みなもとのらいこう)
の四天王のひとり、渡辺綱!
彼が美女に化けた鬼を退治するおはなし。
頼光四天王は私とても好きなので
昔ばなしの裏話したい(笑)
またの機会に~^^☆彡
お次は
満茶乃の番。
「能がたり」『平家物語~経正~』です。
まずは、時代背景をなんとな~くつかんでいただくために
親子企画で活躍している自家製「時代巻物」の登場!!!
そして『経正』の演目を
解説と「謡(うたい)」をおりまぜながら、語っていきます。
姿は見せぬが、声は聞こえる。
蝋燭が炎が物語る
平家の武士でありながら、雅な心をもつ経正の恥じらう姿。
能楽は想像をフルに使うと
楽しさ20倍!!!なのです^^
お次は
飛び入り(飛び入らせ!?)企画!!
鳴り物担当の 福原鶴十紫(つるとし)さんの小鼓(こつづみ)解説!!!!!!
ふだんはこのような形で表に出てお話しされることのない
めちゃくちゃ貴重な鶴十紫さんのおはなし。
会場をまわって
希望者の方に小鼓を体験させてくださって^^
齋櫻さんもめちゃくちゃ楽しんでられました♪
お次は
禁断の三味線×創作仕舞企画
『月宴舞獅子華獅子姫』(つきのうたげに まうはな ししのひめ)
能楽が成立した頃
まだ日本には三味線はありませんでした。
能のお仕舞に三味線の曲をあてることは絶対にないのですが
特別にやらせていただきました ♪
曲線美の日本舞踊と対照的に
直線美の仕舞。
そぎ落とされた表現で
齋櫻さんの唄と三味線の音に合わせます。
感想をたくさんいただいて
楽しんでいただけたようでホッとしました。
最後は
賑々しく『伊勢音頭』!!
みんなでお花をふりふり(^^♪ 会場がひとつに
このあと、じゃんけんタイム!!!!
勝った方は
齋櫻さんからは「東京キモノショー」のご招待券
空果梨堂からは「歳時記カレンダー」をプレゼント♡
しばし楽しい撮影会となりました~
ほんとうにほんとうに、
ありがとうございました~!!!!
桜の開花と共に東京へ【3】へつづく!!