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子どもの怪我や事故について考える

2021.11.04 03:00

めんペンくん、1歳直前から歩き始めて、2足歩行歴5ヶ月。


歩き始めてすぐの頃は自分でも不安定さを分かっていたようで慎重に慎重に歩いていた様子でしたが、

最近出来ることも増え、慣れ始めていました。


「ちょっと無茶する様になってきたなあ」と思っていた矢先、

先日2日連続でずっこけ、顔になかなか派手な怪我をしてしまいました…


今回のめんペンの怪我から改めて事故の防止方法や事故に遭ったら…ということを考えさせられましたのでお話ししていきます。



事故防止の考え方


こちら、子供の事故防止について調べていた時に出てきた、国民生活センターが出したリーフレットです。

この中の、『子どもの事故防止を考える』の特集1、2に深く共感したのでご紹介します。

子育てにおいて子どもたちの健全な発達を進 めていくために、そしてその大事な命を守るために「子どもから目を離さないで!」という家族への指導は確かに必要なことかもしれません。 しかし、それが絶対ではないということもあらかじめ社会として理解しておく必要があります。
つまり目を離さない努力だけをしていれば、 事故から子どもを守れるかといえば、そうではないということです。

今回のめんペンの怪我も、私たち両親が目の前にいる状況で起きました。

もちろんもっと出来ることはあったかもしれませんが、目を離していた訳でも放置していたわけでもありません。

気をつけて見ていたつもりでした。


でも、子どもって本当に予測不能な動きをするんですよね。

今まで上手に登っていた階段に腰掛け突然前向きに倒れたり、

急に走る方向を変えて足元の不安定なところに突進して行ったり…


しっかり目を離さずじっと見ていても、止められない時は止められないのです。



「リスク・マネジメント」と聞くと、危機管理、 つまり「悪いことが起きないようにすること」だと考える方が多いかもしれませんが......実は違います。確かに狭い意味、例えば安全だけの世界で見れば、リスク・マネジメントは「悪いことを減らすこと」。でも、広く社会全体で見ると、リスク・マネジメントは「価値とリスクの天秤をかけながら、できる限り価値を大きくする。 そうしつつも、リスクが大きくなりすぎないよう、まして、価値を超えないようにする取り組み」です。
もちろん、何かに取り組んでいる最中の失敗が子ども自身を傷つけることもあります。一番分かりやすい例がケガ。傷が外から見えて本人が痛がっていたら、命にはほとんど影響がなかったりします。逆に、頭部や腹部のように、外から見えず、子ども自身も平気そうにしているほうが危険だったりもします。
そうしたとき、「(頭/おなか)を打ったかな。 心配だから病院で診てもらおう」と大人が判断すれば、脳障害や出血死などといった深刻な結果はほぼ防ぐことができます。
子どもの育ちという価値と、子どもの「不確かさ」ゆえに起こるマイナスのリスク(事故)。 リスクをゼロにしようとすれば、価値も同時に下がってしまいます。価値を保障しようとすれば、リスクが必ずついてきます。その理解のうえに、命を奪うリスクと、成長に付随する「容認すべきリスク」を分けて考える。
価値とリスクの天秤を常に考える。 子どもたちが十分に育っていける社会に必要なのは、この、「リスク・マネジメント」の最も基本的な考え方なのです。


もちろん怪我をしないように気をつけることは大切ですが、

成長という価値には必要不可欠なものでもあります。

命に別状のない範囲で、怪我を恐れるばかりでなくさまざまな経験をして欲しいです。


大人ができるのは、命に別状のある病気や大きな怪我を未然に防ぐこと。

「この高さから落ちたら危険だ」「ここで飛び出して行ったら助けられない」と線引きをして先回りの行動を心がけたいですね。


子ども用ハーネス・迷子紐の使用の賛否が度々SNSで話題になります。

「そんなものを使うなんて親の怠慢だ」という声を見かけましたが、

ハーネスを着けたからって怪我や事故から守れる、これをつけていれば親が何をしていたっていい、というわけではないのです。

何が怠慢なのか全く分からないです…


最悪の事故を防ぐための手段ですよね。

立派なリスク・マネジメントだと思います。

それを踏まえて、使いたい人は使えばいいし、使いたくない人は使わなければいい。

ただそれだけです。



もし事故が起きてしまったら…

今回の怪我を受けて、改めて「もっと大怪我をした時にどうするだろう」と考えてゾッとしました。


以前おいぬさんと一緒に、市の防災センターで乳幼児の事故防止講習を受けたことがありました。

そこで聞かせてもらったのは、子どもがお風呂場で溺れてしまったお母さんからの119番通報音声でした。

パニックのあまり自分の家の住所も言わず、救急隊員の方に聞かれていることにもまともに答えられず、

「とにかく早く来て!早く助けに来て!」

と叫び続けるその音声はかなり衝撃的で忘れられません。

大の大人でもこんなふうになってしまうのだと考えさせられました。


今回は擦り傷で済んだから良いものの、


もし意識がない状態だったら?

もっともっと大量の出血があったら?


自分自身も冷静ではいられないだろうと思います。



講習会の中で隊員の方もおすすめしていたのが、

家の中の目のつくところに家の住所を貼っておくこと

です。


私はさらに加えて、

おいぬさんと私の携帯電話の番号も書いておこうと思います。

119と110の数字を書いておいても良いかもしれません。

貴重品入れにメモを入れて持ち歩けば、出先でもすぐに見ることができますね。


そんなこと(笑)、と思う人もいるかもしれませんが、

たったこれだけのことが、いざという時に倒れている我が子を1秒でも2秒でも早く助けられることにつながるかもしれません。


というわけで今回は子どもの事故や怪我について書いてみました。


痛ましい事件や事故を見聞きすると、

子どもを含めた家族の大切な命を失うことを想像しては本当に毎日胸が苦しくなります。

大切な人がいれば、失うのが怖くなるのは仕方のないことですよね。


その気持ちを少しでも行動に変えて、家族の命を守ることにつなげられると良いなと思います。