Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

ガーデンギャング2 お庭と森の悩みの種

2017.04.27 11:28

動物たちはかわいいから憎めないところもあるのですが、見ているだけでも気持ち悪くなるものもあります。

1. 巨大ナメクジ

スウェーデンのナメクジは日本のと比べ物にならないくらい大きいんです。しかもその食欲がものすごい。お庭がないうちは、でかい〜気持ち悪い〜というくらいで住んでいたけど、家庭菜園を楽しむようになって本当に憎らしくなってきました。彼らの存在を知らなかった去年はかなりのサラダ類を食べられてしまったんです。


みなさんそれぞれに対策をしていて、スウェーデンでは広いお庭があってもこんな風にちょっと高めの花壇にハーブやイチゴなんかを育てている人も多いです。さらに鹿と鳥対策でネットをかけている人たちも。いちいちしゃがまなくていいから採りやすいというメリットもありますね。

2. マダニ

お庭だけじゃなく、講演や空き地、ブルーベリーやきのこを摘みに行く森にも生息するマダニ。日本ではダニというと布団とかにいるとか思いがちですが、欧米では森にいるのが一般的なようです。


このマダニに、刺されたら気持ち悪いだけじゃなく、結構深刻な感染症を媒介するのです。スウェーデンに住んでいる人はTBEなどは予防接種している人も多いようですが、有効な予防接種がないライム病(ボレリア)とかもあるそう。


夏場に多くなるけれど、気温がマイナスにならなくなった春から増え始めると新聞やラジオのニュースでも警告されてます。

蚊みたいに人によって刺されやすい人とそうでない人とかあるみたいですが、アウトドア好きでスウェーデンの自然を楽しもうと思ったら、100%刺されるのを防ぐのは難しいマダニ。ただ、刺されても、すぐに専用のピンセットで注意深く取り除く、専用のスプレーで凍らせてから取り除く、専門医に取り除いてもらう、抗生物質をすぐにとる・・・など、感染を防ぐ方法があるようです。


夏に北欧(ドイツなどにも多いそう)に度する人は注意してくださいね。


そして、マダニは野生の動物にくっついてあたたまっていたりすることも多いそう。1頭の鹿には1000匹のマダニがいるなんて話も。愛犬セッサちゃんも森で駆け回った後はたいてい何匹かくっつけてきます。かわいい動物たちも触れる前にちょっと注意したほうがいいかもしれませんね。