宇宙の流れに乗る生き方
Facebook古谷 暢基さん投稿記事 【紅葉の和ハーブ in 越後湯沢】
落葉樹の森の木漏れ日の下に色づいた葉が美しく舞い落ちる。
その姿は儚さを感じさせるけど、それは植物が生きている証、息吹、”生命のダイナミズムだと僕は思う。
「落葉樹」とは、冬の寒さと乾燥から身を守るため、光合成を犠牲にする事を条件に、“葉を落とす戦略”を選んだ植物達。
鮮やかに深紅に染まるのは蝋がとれる「ヤマウルシ」。
赤は抗酸化成分の代表アントシアニン、寒暖差が、その色素量を左右する。
黄色に褐色のソバカスをつけるのは森のアロマの王様「クロモジ」。
黄は脂溶性抗酸化成分カロテノイド。じつは、全ての葉に宿る重要色素だ。
黒に近い褐色に変わるのはドングリの王様「ブナ」。
褐色はポリフェノールが酸化した色、紅茶の発酵と同じシステムだね。
白色に“紅葉”する変わり種は山菜の王様「コシアブラ」だ。
明るい場所は黄が少し残り檸檬色に、暗ければ見事に色素が抜けるという。
足を止めて深呼吸をすれば、「サクラ」や「カツラ」の様に落ちた後に発酵して香り成分を作る“落葉アロマ”を感じることもできる。
ここに葉が落ちない常緑樹が混じり森の色彩の鮮やかな競演は、“それぞれの木の生き方の選択”をまさに”彩る”・・!
そして葉が落ちた木々を見れば、生命詰まった、個性豊かな冬芽たち。
春の芽吹きに思いを馳せようか!冬の森も捨てたもんじゃないぜ😊
Facebook天外 伺朗さん投稿記事
4日(木)は、ビルメンテ協会という業界団体主催の天外塾「インナーチャイルドワーク」第1講。先月までの「宇宙の流れに乗る生き方塾」全4講に引き続いての大学院レベルの瞑想ワーク。
第1講では、必ず母親の子宮に誘導してから、「楽しかった体験」あるいは「つらかった体験」へ誘導した。母親の子宮は「絶対的な安心・安全の場」であり、一旦そこで過ごすことにより、「つらかった体験」にも行きやすくなる。
インナーチャイルドというのは、親にしてみればほんの些細な取るに足らない言動でも、幼児は深く傷つくことがあり、その時のみじめで悲しい自分の姿がそのまま無意識レベルに凍り付いてしまっていることをいう。
今回も二人おられたが、幼児期、あるいは小学校時代の記憶が飛んでなくなっている方が結構多い。それは、些細な経験というよりは抑圧して記憶から消さないと生きていけないような重いトラウマが原因だ。
天外塾では、まず第1講で過去の記憶に対する風通しを良くしておき、第2講ではつらい体験が出てこない方のために、ジェンドリンの「フォーカシング」という手法で、実際に起きた事件ではなく身体に残っている違和感からトラウマにアプローチする。一般の催眠療法で行われている「インナーチャイルド」に対する直接的なアプローチは第3講で実施する。巷で行われている「インナーチャイルドワーク」に比べてはるかに丁寧にステップを踏んでワークを進める
今回は、問題社員を発見したときに、それをその社員の問題ととらえるか、それとも経営者の「シャドーの投影」としてとらえるか、というとても深い問題に対して熱いダイアログが展開された。
天外塾では、職場が変わっても必ず天敵が現れるような「自己否定感」が強い塾生に対しては「天敵瞑想」を実施していただき、大きな成果を上げている。これは、天敵は100%「シャドーの投影」で創り出している、という仮説に基づく。そこまで「自己否定感」が強くない場合にも、実験を進めているが、経営者の意識レベルがある程度進んでいる場合には、「シャドーの投影」として問題社員には一切アプローチしないで解決した例も出ている。経営者の意識レベルがまだオレンジ真っただ中だったら、おそらく問題社員に働きかけないと解決しないだろう。ただ、まだ実例が少ないのでこれから実験をするつもり。
なお、ヒューレン博士の「ホ・オポノポノ」は、相手には一切働きかけずに自分サイドのみをクリアすればすべてが解決する、といっている。意識レベルに関しては一切触れていない。
https://www.officejk.jp/seminar/detail03/ 【天外伺朗の宇宙の流れに乗る“生き方”塾】より
2022年9月~12月 全4講
「天外塾」は当初「フロー経営」をお伝えする経営塾だったのですが、実行するためには「意識の変容」が大切だとわかり、様々な瞑想ワークを駆使して、そのお手伝いをするようになりました。
ごく最近、由佐美加子が提唱する人間の意識の深層構造「メンタルモデル」に基づく瞑想法を導入したところ、とても効果があることがわかりました。
そこで思い切って「天外塾」から社員アンケートなど組織運営に関するワークをすべて外し、もっぱら個人の「意識の変容」に焦点を当てたセミナーを開講することにしたのが、この「生き方塾」です。
ここでいう「意識の変容」は、
・深層心理学では: 「実存的変容」
・K.ウイルバーの初期のモデルでは: 「後期自我」から「成熟した自我」への変容
・スパイラル・ダイナミクスでは: 「ティア1」から「ティア2」への変容
・Rキーガンの「成人発達理論」では: 「段階4」から「段階5」への変容
などと呼ばれています。
また、「分離」から「統合」へ、と表現する人もいます。
仏教の「悟り」に比べると、まだかなり手前ですが、その人の人生にとっては、かなり大きな変容です。
この変容を経ると、エゴが作った目標に向かって必死に努力する生き方を離れ、自然体で、さしたる努力をしないのに、セレンディピティ(偶然の幸運)に恵まれ、とても順調な人生になります。
それを「宇宙の流れに乗る生き方」と表現しました。
もちろん、この「意識の変容」は、「フロー経営」や「ティール型組織運営」のベースになりますから、経営者にとってもお役に立ちますが、広く一般の方のご参加を歓迎します。
また、「平日開催の天外塾には参加が難しい」という声が多く寄せられたため、この「生き方塾」については、全講土曜日の開催といたしました。