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「宇田川源流」<現代陰謀説> すでに陰謀というレベルではない中国共産党による「台湾侵略」への道

2021.11.04 23:35

「宇田川源流」<現代陰謀説> すでに陰謀というレベルではない中国共産党による「台湾侵略」への道


 毎週金曜日は「現代陰謀説」をお届けしている。現代に生きている陰謀を、なるべく多く解明し、またその陰謀に関する考え方を皆さんの中に考えてもらうようにしたいと考えての連載である。世の中では「陰謀」というと、まるで幽霊や宇宙人のような、あまり実態がうまくつかめない団体が出てきて、その団体がなぜか主体になって動いているというような感じになっている。もちろん陰謀をすべて解明し、その陰謀企画をした人々や団体に対して責任を取らせることはかなり難しい。しかし、では「陰謀論」といっただけで思考停止をしてしまい、方法がないというような位なるのでは話にならない。

 陰謀は仕掛けられれば、その陰謀に対して、しっかりと反対し、または陰謀を解除し、自己(自国)に有利に動けるようにしなければならないのであり、またはその陰謀を利用してうまく立ち回らなければならないのである。情報というか情報機関の用語の中では、相手の陰謀を利用し、その相手の陰謀を使いながら自国にってうまく逆利用をして陰謀を使うことを「カウンター・インテリジェンス」という言い方をするのだが、祖なぜか日本の陰謀論者は、過去の歴史的な事件に関てしか語らないし、カウンターインテリジェンスに関する内容なども何もしていないということになる。このような「一方的にやられているだけの陰謀論」を聞いて、何が楽しいのであろうか。

 このようなことになっているから、日本で言われている陰謀論は、世界では相手にされないし、また、現在の陰謀に関しては、全くそれを改造できないということになったである。そして陰謀論は「オカルト」や「サブカルチャー」として扱われている。まあ、そのようなないようにしてしまったのである。

 一方、その陰謀によって困っている国がある。もちろん、その陰謀が表には見えていない。しかし、確実に陰謀が国土を犯していることが明らかになっている。そして、そのことは日本以外の国はすべての国が見えている。頭が悪く「陰謀」をサブカルチャーにしてしまっている国には見えない、「リアルな陰謀」がそこに存在している。そして、その中で外交的に様ざっまなことを行い、そして、その内容を見てゆくしかないのである。

台湾外交部長「弱さは侵略につながる」「自己防衛能力を持つ必要」

 【ブリュッセル=畠山朋子】ロイター通信によると、台湾外交部(外務省)の呉●燮(ウージャオシエ)部長は27日、訪問先のチェコの首都プラハで記者会見し、台湾海峡情勢について「緊張が高まり、危険が増しているように見える」と強い警戒感を示した。

 呉氏は記者会見で、中国の軍事的な圧力が強まっていることを念頭に、「弱さは(中国からの)侵略につながりかねない。我々は、自己防衛能力を持つ必要がある」と述べ、防衛力の一層の強化を図る考えを示した。

 プラハで呉氏は、昨年に訪台したチェコ上院のミロシュ・ビストルチル議長と会談した。チェコ科学アカデミーで講演も行い、「民主主義体制は世界中で脅かされており、民主主義国は互いに団結し、助け合わなければならない」と訴えた。

 台湾側は今回の呉氏の訪欧で、欧州との関係強化を図る狙いがある。呉氏はチェコの前にスロバキアを訪れた。欧州連合(EU)関係者によると、28日には非公式にブリュッセルも訪問したという。会談相手などは明らかになっていない。

 (●は金ヘンに「リットウ」)

2021年10月29日 13時46分 読売新聞

https://news.nifty.com/article/world/worldall/12213-1310303/

EU議会の議員団が来週台湾訪問へ 中国政府は反発

 EU=ヨーロッパ連合議会の議員団が来週、台湾を訪問すると報じられました。

 香港の「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」によりますと、EU議会の議員団は来週初めに台湾を訪問。台湾外交部の高官やデジタル担当の閣僚であるオードリー・タン氏と会談するほか、議会にあたる立法院での会合に出席する予定だということです。

 EU議会は21日、台湾との関係強化をEUに求める決議を賛成多数で採択していました。

 一方、中国外務省の報道官は「一つの中国という原則は、中国とEUの外交関係が確立されたときにEU側が作った厳粛なる責務だ」と反発しています。(27日19:51)

2021年10月27日 21時04分 TBS

https://news.nifty.com/article/world/worldall/12198-1307671/

台湾に国連参加の権利ない 中国

【AFP=時事】米国が国際社会に対し、台湾の国連(UN)専門機関などへの参加を支持するよう呼び掛けたことを受け、中国は27日、台湾には国連に参加する権利がないと主張した。

 米国のアントニー・ブリンケン(Antony Blinken)国務長官は26日、国連総会(UN General Assembly)が中国の代表権を認め、台湾を事実上追放した決議から50年を迎えた節目に出した声明で、民主主義の下で経済発展を遂げた台湾が国際舞台からますます排除されているのは遺憾だと述べた。

 中国は台湾を、いずれ統合する省の一つと見なしており、必要ならば武力行使も辞さないとしている。

 中国はブリンケン氏の声明を受け、国際舞台に台湾の居場所はないと強く反論する声明を出した。

 中国国務院台湾事務弁公室の馬暁光(Ma Xiaoguang)報道官は記者会見で「台湾には国連に参加する権利はない」と述べ、「国連は主権国家で構成される国際機関であり、台湾は中国の一部だ」と強調した。

【翻訳編集】AFPBB News

2021年10月27日 19時58分 AFPBB News

https://news.livedoor.com/article/detail/21097714/

 今日は、記事が3つもある。本来は、このようにいくつもの記事の中からファクトをつみあげて、その中で陰謀を見てゆくことになる。ファクトの積み上げだけが重要であり、そのほかのこと、つまり、新聞の社説や解説などはあまり関係がない。基本邸に社説や書いsつは「表面上」の事しか書いていないので、その裏で何があるのかということはほとんど兄も見えていない事しか書いていない。特に日本の新聞は、思い込みや数十年前の勢力図で、いまだに最新の話で物事を見ていないということになってしまい、新たな情報が更新されていない。はっきり言うが、マスコミや報道がそのレベルだから、サブカルチャーにしかならない陰謀論が跋扈することになる。日本は、このような報道や情報空間で大丈夫であると思っていることがすでに平和ボケといわれるゆえんなのである。

 さて、台湾に関して言えば、現在の蔡英文総裁の台湾は、中国共産党、もっといえば習近平政権と全面的に戦いっている。習近平国家主席は、昨年の正月以来、何か正式な場所でのスピーチで「台湾の統一」ということを言っている。当初は「何かの掛け声」としか思えなかったものが、いつの間にか「本気なのではないか」というように考えられるようになり、そして今度は、徐々に具体化してきたのではないかとみられるようになってきた。

 その内容はこのような外交の関で表れてくる。

 このように対立した国が戦争を始める時、現代社会では「大義名分」を必ずいい、味方を増やすということになる。そして敵に回す場合でも「なるべく実行行為として、動かない」ように「不可侵」を考えるようになる。一国と一国というような、まあ、例を挙げれば日清戦争や日露戦争のような戦いにはならない。何しろ、電子やサイバーで戦争を行うようになり、また、ミサイルで攻撃をするようになったので、地球上に資格が無くなったのであり、また、宇宙もすでに線状になっているのである。

 プラハで呉氏は、昨年に訪台したチェコ上院のミロシュ・ビストルチル議長と会談した。チェコ科学アカデミーで講演も行い、「民主主義体制は世界中で脅かされており、民主主義国は互いに団結し、助け合わなければならない」と訴えた。<上記より抜粋>

 まさに台湾の方は、「民主主義が脅かされている」という危機感を募らせていて、そのことを訴えている。それもチェコなど、旧東欧・ワルシャワ条約機構において「共産主義に虐げられていた国々」に行くというような感じになっている。

 中国外務省の報道官は「一つの中国という原則は、中国とEUの外交関係が確立されたときにEU側が作った厳粛なる責務だ」と反発しています。<上記より抜粋>

 逆に共産党側は「一つの中国」という「建て前」をもって、そのまま「台湾は中華人民共和国の一つである」というようなことを主張する。まさに台湾の独立した外交を止めることができないので、それを受けないように他の国に圧力をかけるということになる。

 さて、このように外交を行うには、当然に「大臣クラス」(台湾は大臣とは言わないので)の外交があるにあたって、当然にそれ以前の人々が「水面下」で交渉をしている。その内容などは全く見えていない。もちろん、その前に、その交渉を受けやすいように水面下で情報がやり取りされているのである。

 そのことが見えていなければ、外交などは見えない。そしてその外交で「同盟」になるようにするためには、「大臣が言った後に、それを実行させる圧力」をかけなければならない。しかし、台湾も中国共産党もそのことをどのように行うのかということが重要になるのである。

 まさに、そのような話をしなければならない。その表面の外交を報じただけで、上記の記事のようにしていてお、それに至るまで、そして今後にどのような情報合戦が行われるのか、そこが見えていなければ世界情勢は見えないのである。

 それを見れば、「中国共産党」がどのようなことをしてるのか、そして台湾がどのような危機感を感じているのかすぐにわかるのではないか。その時に日本はどうするのか。そのことをしっかりと考えなければならない。「戦争反対」とお題目を唱えているだけでは、何もしていないのと同じなのである。