11月7日 召天者記念礼拝
11月7日 召天者記念礼拝 説教
伊藤大輔牧師
マタイによる福音書 9章35−38節
収穫は多いが働き人は少ない。
なぜ少ないのか。
直前の断食の問答でイエス様は
「古い服に新しい当て布をするものはいない。
破れがひどくなるから」と言われた。
現実には新しいものと古いものの区別はできないものがいる、ということ。
結婚式の会場で断食をするものがいるということ。
収穫は多いのに働き人が少ない。
どうしてか。
見えていないから。
そこに何があるのか見えていない。
どうして見えなくなるのか。
曇っている。
目が
心が。
なぜ曇るのか。
「曇り」についてイエス様は連続して語っている。
「あなたは地の塩、世の光」
神様から与えられた賜物がある。
しかし、人の評価、言葉によって自分を失う。
富に心奪われ、自分の賜物が分からなくなる。
アダムとエバが善悪の知識の木の実を食べる。
これも心が奪われたから。
「心が奪われる」とはどういうことか。
何かにすがろう。
何かに頼ろう。
それに依存し、支配を受け入れている。
自分以外のところに心が向いている。
自分を見つめない。
心が曇り、目が見えなくなっている。
どうすれば見えるようになるのか。
信じること。
信仰は神がいるのか、いないのか、
いる方に賭けてみようみようという類のことではない。
自分の賜物を探すこと。
自分に賜物があると信じること。
人が世界の初めに「これで良い」と神様から喜ばれた存在であると思い出すこと。
信じる心が動き出せば
自分が見えてくる。
目が澄んでくる。
心が澄んでくる。
目の前にあるものが見えてくる。
そこにあるのは新しいものがか、古いものが見えてくる。
収穫の果実が見えてくる。
本日は召天者記念礼拝。
先達へと想いを馳せる日。
それは私たちが継承したものを確認する日でもある。
何を引き受けてきたのか。
信仰を引く受けてきた。
信じる。
心が澄めば、目が見えれば
神様からの使命を見つけ出せる。
私の務めがはっきり分かる。
収穫の時の働き人になれる。
今、収穫の時。
私のなすべきことを果そう。
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