Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

Oimachi Act./おい街アクト

聴けば聴くほどシブい輝きの増す「朝日のあたる家」

2021.11.08 03:00

アニマルズの「朝日のあたる家」が、本国イギリスとアメリカで1位になったのは、1964年の6月だったか。

彼らのデビュー2枚目のシングルだ。

 

ビートルズとはまるで違う。

アニマルズの黒っぽさ、貧しさ、不良っぽさ、男っぽさ。

この歌が、貧しい黒人をテーマにした歌と本当に知ったのは、その時ではなかった。

 

エリック・バードンのシャフターの黒人っぽいヴォーカルと、アラン・プライスのキーボードがハチャメチャにカッコ良く、当時としては長い4分以上の曲をよく聴いた。

 

エリック・バードンは「生まれながらの声」か? という疑問を抱く人が多い。

背丈が低い人の声は高音がのびる。

これは確かに。

エリック・バードンは高い声が出ている。

 

黒人っぽいヴォーカルは、酒とタバコで声をツブしたと思われる。徹底的にツブしたのではなく、作為的に"程度"をわきまえてつぶしたと思われる。

 

エリック・バードンは、とても生き方が"したたか"でもある。

 

ボロボロになるまで、ドラッグをやっていない。ジミ・ヘンとも好意的に付き合っているが、決して自分の人生を踏み外していない。

 

エリック・バードンの持って生まれた"たくましさ"であり、"強さ" "したたかさ"なのだ。

 

次から次へとメンバーを変えていった。

 

新しい趣向性を求める、カリスマ性がそうさせたのだろう。

 

生き様はとても粘り強く、そして努力家。それが"したたかさ"の根元からくる超人的なエネルギーの持ち主なのだ。

 

アニマルズの曲の中で、やはり「朝日のあたる家」以上の傑作はないと、僕は考える。

この曲はリバイバルで何度も、その後チャートにあがっている。

 

この曲だけは、ビートルズ、ストーンズ、ボブ・ディラン、ドアーズ、ジミ・ヘン、ディープ・パープル、クリーム、レッド・ツェッペリンよりも勝っている。素晴らしい!

同時にアラン・プライスのキーボードにも"ブラボー"だ。


聴いてみよう。「朝日のあたる家」。