大阪、兵庫へ
4/29(土)、30(日)と箕面市にて日本JCの会議参加のため行ってきました。
箕面市はこの7-8年、大阪のベッドタウンとして人気のある街のようで、人口が増え続けている自治体だそうです。
自治体の総合ビジョンを見ていると、1に流入、転入、定住人口を増やすことで、インバウンド旅行者の対策などはその次と言った優先度は低い印象。
箕面市は大阪の中心地からは電車等で30分程度北に上がった地域で、紅葉が有名。
温泉もあり小高い丘の上から大阪の町が一望できる観光ホテルは民事再生後に大江戸温泉の資本が入って復活。ファミリー連れで賑わっていました。
また、ホテル自体の集客力はあるようで、再生後、多くの海外からの観光客も獲得できるようになっているようでしたが、宿泊滞在の中継地点として経由するだけで、街自体にはあまりおカネが落ちているような印象もない。
ただし、街の象徴的な存在の一つだった観光ホテルは外からの資本が入って復活、というような図式。
ホテルにしてみれば、ある種隔離された空間の中ですべてを賄えるようにあらゆる施設を館内に網羅している点では万全の構え。
ただし、その分宿泊者は街に出る必要もなく、街の商店などには確かにお金は落ちにくい構図なのだろうなと感じました。
もちろん、そぞろ歩きができるような工夫もあまりされているようには思えませんでした。
世の風潮的に、どこもかしこも「インバウンド対策」みたいな風潮もありますが、総合戦略のなかでの優先順位があるので、それで行くと今のこの自治体の優先度は定住人口の増加施策であって、それで良いのだろうなと思いました。
翻って自分の事業に関して言えば何が言いたいかというと、全体でどうしていくか、という戦略が決まってないのに、パッチワーク的にこねこねやってみても仕方ないので、改めてそこ重要だな、と言う気付きでした。
その他の気付き。
・大阪城の天守閣には登ってみるべし。中の展示物色々と楽しめます。
・観光客向けにさまざまな案内物や、多種多様なスタッフを配置していて、文化や言葉への対策の工夫がいろいろと感じられた。
また、観光に付随するお金の使わせ方って改めていろいろとあるなーと。ただし、とにかく人の数がが必要だなーと感じた。
・北陸から関西は近い(4時間ジャスト)。途中に小谷城や長浜、彦根、琵琶湖、京都、など戦国時代ファンの方ならとりあえず途中下車したい土地名がたくさん。
また、関西を経由して、四国や中国にも近いうち行ってみたい。
・たこ焼きは、トッピングの工夫次第で無限の可能性w