秋の大源太キャンプ場!さらに方丈山へ(2日目)
遅くなってしまいましたが、キャンプ登山(1日目)の続きです。
キャンプ2日目の朝は気持ちのいい晴天!絶好の登山日和に恵まれました。
大源太キャンプ場をチェックアウトし、湯沢パークスキー場の駐車場へ。
この日登る「方丈山(843m)」の山麓はスキー場になっていて、ゲレンデからスタートします。
ブナ林コース、三本松コースとあり、周回できるようになっています。私達はブナ林コースから登る事にしました。
ゲレンデをしばらく登っていくと看板が。杉林の中をしばらく進むと沢がありました。
ここで水を確保。
そのまま沢沿いを進んでいくのですが、あまり明確な登山道ではありません。
大きな倒木に行く手を阻まれ、迂回した後さっそく道を見失いました。
人の踏み跡や道しるべのリボンを探してしばらく周辺をウロウロ。
もう一度戻って等高線地図でコースの方向を見定め、沢を渡渉して反対側の斜面を登ってみるとありました!ピンクのリボン!
ホッとしてそこで小休憩。見上げるといつの間にかブナ林が広がっていました 。
見とれているとまた道を見失うので、行く先のリボンを追ってブナ林の中を登って行くと尾根に出ました。景色が見えると気分も上がります。
登山道はどんどんヤセ尾根に。傾斜も段々ときつくなります。
途中に、そのヤセ尾根にへばりつく樹齢数百年のキタゴヨウマツがありました。このコースの見どころの様です。
うまく写真に撮れませんでしたが、根っこが崖から飛び出て、木は宙に浮いているように見えます。
なかなかおもしろかったです。
その後頂上まではロープの急登が何か所も続き・・・
ヘトヘトになって頂上に到着~!
頂上はこじんまりとしていますが、360度の展望!素晴らしいです。
南東方面には「大源太山」(右端の山)とキャンプ場がある地域。
北東にはロクロノ頭という山(写真中央)、その左奥は巻機山。
北は「飯士山」に広がる岩原スキー場。
北西側は越後湯沢駅方面の湯沢町の街並みも見えました。
そして南西の方のギザギザが印象的な山々は、クロガネノ頭、足拍子岳、荒沢山。
景色を十分に堪能した後は、誰もいない頂上で(結局最後まで誰にも会いませんでした)ランチタイム!
腹ペコにカップラーメンが沁みました~。
下りは三本松コースへ。頂上からもうザレているのが見えます。さらにヤセ尾根の斜面で、切れ落ちた高所が苦手な私には怖かったです。
そこを超えればすいすい!途中スキー場のリフト降車場に出たり、鎮守様の社があったりして変化が楽しめました。
ゲレンデ脇の杉林を下り、林道に出てゴール。
下りは1時間ほどでしたが、登りは2時間近くかかってしまいました。通常なら1時間30分程度の様です。
尾根に出てからの急登続きや不明瞭な登山道、ヤセ尾根のザレ場など初心者にはあまりおすすめではないかなと思いましたが、変化に富んだコースと頂上からの360度の大展望は登りごたえがあります!
新潟県内でもまだまだ知らない山だらけ。またどこかチャレンジしたいです。
スタッフ*ナツミ