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Daylight Saving の恒久化

2021.11.08 06:31


3月14日から始まったDaylight Saving が本日をもって終了しました。

通常より1時間多く眠る事が出来、スッキリと目覚める事ができました。


そこで、今回はDaylight Savingについて調べたいと思います。


Daylight Savingは、第一次世界大戦時に石炭電力節減の為に開始されたそうです。

Spring forward,Fall backwards とも言われ、3月の第2日曜日に時計を1時間戻し、11月の第1日曜日に時計を1時間進めます。

しかしTODAY USAによると、Daylight Savingを恒久化する声が多数上がっているとのことでした。


ではDaylight Saving恒久化のメリットについて見ていきたいと思います。


①心臓発作や鬱の発症率の減少

毎年Daylight Savingの開始と終了後の数日間は、心臓発作や高血圧による身体への影響が大きくなるそうです。というのも、Daylight Saving開始時と終了時に、一時的に睡眠サイクルが乱れる事で、疲労回復機能が十分機能せず、高血圧や情緒不安定に繋がるからだそうです。


②歩行者の交通事故発生件数の減少

日没後の歩行者の死亡事故は日中に比べると、約3倍増加するそうです。Daylight Saving期間は夜明けは遅いが日没も遅い為、運転手にとっても勤務後や放課後に外を歩いていている歩行者に通っても見通しが良い為、事故が発生を防ぐ事が出来るそうす。実際、Daylight Savingを恒久化する事で年間350人程の命が救われるとの調査結果もあるそうです。


③電力の節約

Daylight Saving期間は、日没時間が遅くなる為太陽光で生活出来る時間が長くなります。Daylight Savingを恒久化する事で、冬季使用エネルギーが3.4%減少するという調査結果もあるそうです。


④経済の活性化

アメリカでは夜間の安全性が十分担保出来ていない為、暗い時間に出かけたり、ショッピングをするのを避ける傾向があるそうです。Daylight Savingを恒久化することで、外に出る時間が長くなり、買い物に行く機会も増え経済が活性化すると考えられています。


DaylightSavingを恒久化させると、日出が遅くなり朝の暗い時間が長引くという欠点はありますが、想像していたよりもメリットがある事に気づき、多くの人が恒久化を切望している理由が理解できました。


個人的にも朝暗いよりも、退勤後既に日没し暗い道を一人で歩く方が恐怖心を感じる為、次アメリカに来る頃には、DaylightSavingが恒久化されてる事を願います。

          


                               2021.11.07. 中谷裕美

DaylightSaving中の17時ごろ

DaylightSaving終了の17時ごろ