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稲生座へ行ってきたよ。

2021.11.08 10:13

昨日のバスクチーズケーキ、今日食べたけど超美味しかったあ。

甘いのそんなにいらない私でも食べ切れた。

母がチーズケーキ大好物だから、今度作っておみやげに持っていこうかな。

昨日は、ボランティアのあとケーキを焼き、お風呂に入ってから高円寺稲生座へ行ってきました。

いつ振りだろう、稲生座。

HURDY GURDYの朝倉さんにお呼び戴き、一度だけ出演もさせて戴いた。

めちゃくちゃ老舗で、ママさんがとっても優しくて芯のあるかっこいい方なのです。

Facebookでコントラバスのとんとんが告知をUPしていて、行きたいなあとやんわり予定に入れていた。

ボランティアの疲労も大したことが無かったので、遊びに行ってきた。

高円寺に住まうようになってからは、初めての稲生座かもしれない。

到着すると、長野からきたという向山さんの弾き語りの最後の曲だった。

力強い唄で素敵でした。

日曜日ということもあってか、ほぼほぼ満席。

入るとドアのすぐ前にマンドリンのなっちょさんがいて、私が来たことに驚いていた。

ふふふ。

基本的に、予告せずに遊びに行く人間なのです。

奥の客席に朱音さんを見つけて、ビールを受け取りお近くの空いている席へ。

ハーディーとのご縁は、私の音楽の始祖に遡ると言っても過言ではない。

コントラバスのとんとんがベースを弾いているスランキーサイドに衝撃を受け、16歳から追っかけをしていた私。

ギターボーカルの朝倉さんは、そんな私と同じく、スランキーに魅了されたおひとりで、新参ファンの私を快く迎え入れてくれた。

今はもう出回っていない昔の音源を焼いて下さったり、おすすめの音楽を教えて戴いたり、とても良くして戴きました。

マンドリンのなっちょさんは、スランキーと昔からの中で、私が新宿ソウルキッチンでソロを演っている頃、よくライブを観に来てくれていた。

私にとって全員、ライブハウスのパパなのである。

昨日は同じく、私にとってのライブハウスのママ、ちまさんもお客さんで観に来ていた。

保護者がたくさんいた安心感から、どんどこ進むアルコール。

しあわせか。

3人編成でのハーディーは初めて観たのだが、マンドリンが入った事により、ヒッピーを思わせる異国的郷愁感がさらに増していた。

ビートルズなどの曲に日本語の歌詞をつけて唄われたりもするのだが、英語のままカバーをするよりも断然しっくりくる。

稲生座の狭いスペースで身体をよじって、深く聴き入りました。

良い音楽に良いお店、素晴らしいなあ。

トリは、部分ソーサナー。

普段はフル編成のバンドでソーサナーだが、今回は2名でのライブということで、"部分"ソーサナーという名称。

ユーモアがある感じ、良いですね。

どんな音楽なのだろうとわくわくしていたが、いやあ、とてもとても素晴らしい。

グッドミュージックと言うに相応しいライブでした。

なんて鮮やかで、人のこころに寄り添う歌なのだろう。

ボーカルの内海さんの声も、本当にやさしくて、生命力に溢れていて、なんの説明もいらないなと感じた。

興奮して座位のまま踊りはしゃいでいたら、

「きみ!いいねえー!!」

と内海さんに指を刺され、さらにテンションがあがる私。

最高の夜に相成りました。

世界にはまだまだ、私の知らない素晴らしい音楽があるのだな。

昨日のおつまみは一律400円。

さばみりんをチョイス。

久しぶりに食べたけど、めちゃんこ美味い。

最高か。

終演後、久々に再会したみんなと乾杯しておしゃべり。

とんとんにいつもの膝カックンをされてこらー!と声を上げる茶番も健在。

いくつになっても、いたずらボーイかよ。

最終的に、椅子に座ったちまさんの前の地べたに座ってお腹に巻き付くいつものスタイルに。

「いっときやばいのかなと思ったけど、今のじゅんにはダムダムがいるから。今は出る幕じゃないかなって思っていたんだよ。」

と、昔から不安定を繰り返してきた私を遠くから見守ってくれていたと知って、大号泣した。

本当にやばいときは、必ずママに連絡しなさい!と言われ、さらにぐちゃぐちゃに泣いた。

私は、本当に本当に、泣き虫だ。

稲生座でたっぷりと泣いて笑って、SEIYUで値引きになっていたにんにくチキンと淡麗を購入し、帰宅。

お腹がすいたなあと、ラム肉のペンネを作る。

記憶がないのに美味しいお料理作れるの、我ながらキッチンドランカーの鑑だわ。

ここまでは平和であった。

はい。

なんということなのでしょう。

はっと気がついた時には、かたつむりのようにこたつに半分入ったまま眠っていた。

あれれと見てみれば、大惨事。

そういえば、コーンポタージュに顔面突っ込んで寝てしまって一瞬起きたような朧げな記憶が。

有楽町の立ち飲み屋ではよくもつ煮に前髪を突っ込んで居眠りをしていたらしいが、さすがにコンポタは初でした。

火傷しなくて、良かったね。

おめめかゆかゆの原因のひとつかなと感じていたこたつ布団を、良い機会なのでお洗濯しました。

アクシデントも、捉えようによってはチャンスになるのです。

昨日も充実したいちにちでした。


朝、シャワーでコンポタ漬けの前髪を洗ったのだが、意外と横の毛にもついていたらしく、ところどころカピカピ。

スランキーのライブの時、アウトブレイクで呑み過ぎて、吐瀉物まみれのまま緊急用のタンカで朝まで眠り、翌日の昼間なぜか神田に辿り着き、駅のトイレで髪の毛をじゃぶじゃぶ洗ったのを思い出した。

よくここまで無事に生きてきたよね。

誰よりも私がそう思うわ。

この後ゆっくりお風呂に入ろうっと。

皆様にとっても、良き秋の夜長となりますように。