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【永久保存版】お客様にも知っておいてほしい『カラーの基礎知識』

2017.05.03 05:21

こんにちは(^^)


須磨海浜公園駅前の美容院

【hair design Merry ヘアデザインメリー】の三原です。


今日はカラーのお勉強です。

お客様にも良くご説明する内容です!


まずカラーには明度と彩度があります。

明度(めいど)

とは、色味は関係なく、髪の明るさのみを指します。



こちらですね。

だいたい日本人の地毛が5.5〜6ぐらいと言われています。


こちらには色味が入っていないので、簡単に言うとヘアカラーをして1ヶ月ぐらいして色が抜けた状態です。


で、その色はだいたいの人がオレンジっぽい感じや赤っぽい感じです。


オレンジや赤味は日本人がもともと持っている色なんです。


なのでだいたいのお客様がご来店されたときはこのような色だと思います。


そして次は


彩度(さいど)


彩度は明るさを抜きにした色味の濃さのことです。

例えば青にも濃い青と薄い青がありますよね。


彩度にも明度と同じようにレベルがあるんですが

数字が小さくなっていくにつれて濃く、大きくなっていくにつれて薄くなります。



チャートはこちらです。

上半分と下半分は同じ色なんですが染める前の明るさが違います。


上半分は白髪を、下半分は黒髪を染めてます


つまり

黒髪に染めると色のあざやかさはでにくく、

白髪に染めるとカラー剤のもつ色味がそのまま反映されます。


なのでここ最近ずっと流行ってる透明感のあるカラーリングは、染める前の明るさが明るければ明るいほど透明感をだしやすくハイトーンであることが必要不可欠なのです。


ここで明度のおさらいです。



これは左が黒髪に染めたイメージ、右側が明度の写真。


BA12(12レベルのブルー)を使ってもいきなり右側の明度チャートの12明度の明るさにはなりません。


それはなぜか?


12レベルにブルーの色素が入っているから!


なので12レベルのブルーで染めて色が抜けると右側の色になるということです。


そして12レベルのブルーは薄いので明るくはなるけど赤味やオレンジ味が消えない方がほとんどです。


それを、もともと12レベルある髪に8レベルや6レベルぐらいの色素の濃い色味を使うと


赤味やオレンジ味が消えて、こういった透明感のあるカラーリングが可能なわけです。


地毛(暗い髪色)から一気に赤味を消したり、ハイトーンにするのが難しい理由です。


でも、、


明るくしたいし、赤味を消したい!


という方がほとんどです。

そういうお客様には【ハイライト&カラー】か【ダブルカラー】をご提案しています。


先ほどご説明したように、明るい髪には赤味を消すことも透明感を出すことも可能なんです。


なので一度明るくするカラーをしてからすぐに赤味を消すカラーをすればいいんです。


例えば12レベルのカラー剤を使って一度髪色を明るくしてから8レベルのブルーやアッシュを使うと

こういう色や


こういう色や



こういう色や



こういう色もだせます♪


ダブルカラーは全体染めですが、【ハイライト&カラー】の方が早くできるし立体感がでるので最近はハイライトのほうが人気ですね♪


まとめると、


明るくしたいし、赤味も消したい!

といった要望を一回のカラーでするのは髪質によってはできるできないがある。


でも、


【ダブルカラー】や【ハイライト&カラー】をすれば明るくできる上に赤味も消せますよ(^^)


ということです♪


長いブログを最後まで読んで頂きありがとうございました😊