素材について考えてみる
ええ、素材フェチですから仕方ありませんw
ミニロボを構成する素材、、、
説明書にちゃんと書いてあります!
ABS樹脂(接着の敵ですな・・・):プラスチックと言えばこの素材と言っても過言ではないほど普及してますね
POM(ポリアセタール):ランナーEのギア周りではないかと思います。
リコーダーとかにも使われるエンジニアリングプラスチックの一種です
ユニバーサルプレートはちょっと柔らかい素材ですがこれはどっちなんだろう・・・
スチロール樹脂(PS):ポリスチレンですね。コントローラ本体でしょうか ABS樹脂でも良かった気がしますが、コストの問題でわざわざ素材を変えたのか気になります
ABS樹脂は外装パーツだと思います。 接着にはアクリサンデーがおすすめですが、そもそも接着には不向きな素材だと思うので溶接(溶着)するしかない感じです。
訂正
スチロール樹脂(PS):外装パーツ
ABS樹脂:コントローラ
基板はガラスエポキシ、電子部品は無鉛はんだで接着、銅は電線の芯線を指している感じがします。
ネジやナット、鉄球は鉄なのでサビますねぇ
バネはステンレスですね SUS304がメジャーですが何が使われているのでしょうか。
ミニロボで使っているバネは、トーションスプリングと呼ばれる回転方向に対して荷重をかけるタイプのバネです。 あと0.1mm太いか、巻数を少なくするとキック力が上がりそうです。
ボールは発泡スチロールとナイロンと書かれているので、黄色い外側がナイロンということでしょうか
そしてOリングはゴム。 なぜかP26 1Aと型番まで書かれています! タイヤに使われているゴムは実は水漏れ防止などに使うパッキン用のゴムなんですよねー JIS規格なので表記したのでしょうか・・・ 1種A以外に、4種Cや4種Dといった種類があります。
ハイグリップタイヤは色から見ても4種Cの規格ではないでしょうか・・・ 柔らかいですよね
シリコンゴムとよばれる素材だと思います。 その他にもテフロンやフッ素樹脂などいろいろあります。
モーターにはRoHS指定があるので環境負荷物質は含まれていません。
そんなわけで、ミニロボの中にも様々な素材が適材適所で使われています!
素材の特性を活かすことで目的に合った性能を発揮することが出来ますし、コストも抑えられると思います。 廃棄するときに分別もしやすいですね!
接着のことを考えると、素材にあったものを使う必要があるので大事なところです。
(アロンアルファが最強一択ではない)
あまり気にしないところかもしれませんが、それぞれの素材について調べてみると更に面白いことがわかってきます。 夏休みの自由研究にも使えますよー!
*2017/5/9 訂正
素材と対象部品が間違っていたので訂正しました。