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Gallery Blue3143へ行ってきた。〜雨お散歩と清水湯〜

2021.11.10 00:25

昨日はこれまたのんびりデイ。

前の日珍しく早くに眠気が訪れ、ぬいぐるみに囲まれぐっすり眠った。

6時過ぎに目が覚めて、汗だくだったので朝シャンをして、歯磨き。

ズボラストレッチの朝ヨガをやり始めてから、代謝が爆上がりしたらしく、寝汗がすごい。

夜中寝汗で寒くて一回起きるか、朝方ひんやりして飛び起きる。

おかげさまで、体重は増えずにキープ出来ています。

困ったことといえば、以前よりも洗濯物がはやくたまるということ。

明日は晴れるみたいだから、洗濯機を回すとするかな。

雨の中、お賽銭の10円玉を握りしめて、朝のお散歩へ。

朝のお参りをし始めて1ヶ月以上経つのだが、雨の日の記憶がない。

ここまで雨が降らなかったわけではないので、無意識的に、雨の日はおやすみとしていたのかもしれない。

南の島の大王かな。

名取住職が、雨の日もよいものですよとよく仰っていて、雨自体が嫌いなわけではなかった私だけれど、今朝は存分に楽しめた気がする。

ビニール傘にぽつぽつとのった雨粒の、なんとも可愛らしいこと。

叩き奏でる音は、表も裏もすべてを網羅していて、ものすごいグルーヴを感じるようでいて、ヒーリング音楽のようでもあって。

境内の草木も、いつもより潤って、うきうきとして見えました。

ぴかぴかで素敵。

先日のコンポタ顔面ダイブ事件により、こたつ布団をお洗濯してから、目の調子がよろしい。

ハウスダストアレルギーをもつ私なので、やはり定期的にお洗濯しなければなのだな。

大泥酔が功を奏しました。

眼病を扱った御堂があって、いつも、よくなりますよう見守っていてくださいませとお参りしていたので、おかげさまでよくなってまいりました、ありがとうございますとお知らせに行った。


お参りのときは、口パクで自分の意思をお伝えするようにしている。

以前父親から、

「参拝の時は、まず住所と名前を思い浮かべて伝えないと、自分の家に来てもらえないんだぞ。」

と言われ、そうなのかと信じ込み、長いこと郵便番号から順に思い浮かべてからお願い事を祈っていた。

でもよく考えてみたら、なんだかおかしな話なのだ。

私の知り得る仏教的観点からすると、仏様に対し、なにかを叶えてくれる、施して下さると期待をして参拝するというのは、教えの意に反しているのでは、とふと気付いた。

仏様は、毎年プレゼントを運んできてくれるサンタクロースとは違うだろう。

答えは己の中にあるのだと、それに気付くきっかけとなって下さる全てのものが、観世音菩薩だと私は思っている。

そう思ってから、住所を唱えるのはやめました。

素直と言えば聞こえはいいが、馬鹿正直に近い節も否めなくて。

私はつくづく、なんでもかんでも信じて疑わない人間なのだなと、呆れるのを通り越してちょっと笑ってしまう。

いつも我々を見守って下さっていることへの感謝。

私自身、そして、より多くの方々の平穏に心を配っていけますよう、これからも見守っていて下さいという祈り。

それらをその日その時の言葉でお伝えすると同時に、自分自身の心に問いかけ、認知する機会にさせて戴いています。

かりんの木があって、たくさん実がなっている。

毎回ひとつ落っこちていて、拾い上げては。香りを嗅ぐ。

のど飴などで嗅いでいるよりも、もっと果実のみずみずしい甘い匂いがする。

お料理大好きな私としては、おひとつ頂戴出来たら飛び上がるほど嬉しいのだが、さすがに神聖なる境内で盗人めいた行為に及ぶ訳にはいかない。

そっと小さな切り株の上にのせて立ち去る。

偶然通りかかったお坊さんに、おひとつどうぞと言われるシンデレラストーリーに想いを馳せつつ、鼻に残る芳しい香りで充分満たして戴けているなあ、ありがたいなあと思いつつ。

人間は本当にふわふわと、二転三転する生き物だ。

昨日も良き香りでした。

帰宅後、ストレッチをして朝ごはん。

こたつに潜ってそのまましばし寝てしまった。

なにもない日に、なにもしない時間を過ごすというのも、此また良し。

外から聞こえてくる雨音が心地よかった。

夕方は、原宿へ。

表参道で日曜日までやっているという、大学の後輩ちゃんの展示に行ってきました。

音楽もそうだけれど、美術も、30歳前後で人知れずやめていく人が多い気がする。

私は美術大学在学中から音楽にシフトし、美術に対して不真面目だったので、あまりそちら方面の知り合いが多くない。

だからこそ、誰が続けているのかわからない。

今回も偶然Instagramで個展をすると見かけて、伺ってきました。

表現者として表舞台に立っていると知ると、嬉しくて嬉しくて、スグ駆けつけてしまう。

勿論、表立ってやっていないからといって、表現者でないとは思わない。

漫画家の佐藤秀峰氏が、描くことから離れて島に移り住み、大好きな釣りをして過ごしているとYouTubeで観た時、とても素敵だと感じた。

表現者であるかというのは、感性を豊かに、世界をいかに鮮やかに見聴きしているかどうかなのではと思っている。

受け取ることでも、作ることでも、誰よりも本人が感動しているかが要であって。

そういう人は、作品という変換装置を用いなくても、人の心を震わせたり、感化させる事が出来る。

人の心に彩りを蘇らせるのが、表現者の課題であり、使命であり、一番喜ばしい事じゃないかなと、私はそう思います。

立ち振る舞いひとつで、ああ素敵だなと、少し心が晴れるような、そんな人間でありたい。

表現者全員が全員そう在るべきだとは思わないし、変換装置があるからこそ、世界と繋がっていられる人だってたくさんいる。

本人の制作が、本人を救うためのものであったりも、勿論する。

あくまで、私個人のお話。

すこしぼやけてしまったが、今回のテーマである『バトル』についての阿部ちゃんの文章。

そういえば大学時代、講評会と呼ばれる先生生徒全員併せての発表の場で、こういうの提出したり、説明したりしていたなあ。

懐かしい。

先生によっては手厳しい事を仰られるので、超怖かった。

よくそんな方々の前で、パフォーマンスと称して墨汁ぶちまけたりしていたな。

私としては、反骨精神とか全然なくて、ただ純粋にそれが自分の想いに則した表現方法だったのだ。

かくして、美術に倒錯する人間の脳内とは、突拍子も無く、現実離れしている。

本人の中では、ごくごく普通の回路なのだけれど。

阿部ちゃんとは、全然とまでは言わないけれど、そこまで仲良しという訳でもなくて。

当時からじゅんじゅんさんと呼ばれていたし、同じ音楽サークルの呑み会やライブでも顔を合わせていた。

最初、下の名前がくららちゃんだと聞いて、めっちゃかわいいと思った。

絵画科なんだなあ、くらいに思っていて、学年が違うとアトリエも別だし、絵画科の中での専攻も違っていたので、そちらで関わることはほぼ無かった。

Instagramにも作品を載せてくれているけれど、とても素敵です。

ポップな色味のベタと、描き切らない生々しい絵の具の質感が、とてもグッときた。

私はどこまでも描き切って描き重ねてしまう人なので、このセンスは出せないなあ。

詳しくは、阿部ちゃんのInstagramの投稿の方が綺麗に観れるので、是非。

リンクを貼ってみたけどうまく繋がらないみたいなので、お名前やギャラリー名で検索してみて下さい。

インターネットは、何年経ってもむずかしいなあ。


展示会場は、表参道から徒歩4分のGallery Blue3143。

私は原宿から歩いていきました。

20分弱なので、身体を動かすのに丁度良い距離。

14日の日曜日までやっているそうなので、お近くにお立ち寄りの際は、是非。

小さい画廊は、ご縁がない方はまったく行った事がないと思う。

入場料はかからないところがほとんどで、絵画の販売もしているにはしているけれども、基本的には観るだけで大丈夫です。

勿論、気に入った作品は作家さんにお声掛けして戴けたら、とてもとても嬉しいです。

大抵入り口付近に記帳台が設けてあるので、来場したら名前と、可能であればメールアドレスや住所を記入します。

どなたが来たのか、どのくらい来て下さったのかの確認と、次回展示をする際、これを元にダイレクトメールでお知らせをしたりします。

これは必ずして戴けると、励みになるのです。

音楽のライブなどと違って、自分の作品を世に披露する為に、完全に自腹を切って、マイナスが当たり前の世界。

ギャラリーをお借りするのも、作品の制作費用も、馬鹿にならない。

ライフラインであるお金が深く関わるからこそ、続けていき辛いというのも大きくあると思う。

そんな中、一回一回の展示での経験やお客様の反応は、これから先の表現者の心の糧に直結するのです。

今のご時世もあって、宣伝するというのも少々憚られたと阿部ちゃんも話していた。

それでも個展をやろうと動いて、実際に会期しているというのは、もうその事実だけで素晴らしいことだと思うよとお伝えした。

私は、身を削って、時間をお金を割いて表現を続ける人を、どんどん応援していきたいです。

それは、感動を覚えていたい、胸を震わせていたい、私自身のためでもあるので。

銀座やふとした街中にもギャラリーは無数に存在しているので、ちょっと気になったら、是非ふらりと足を踏み込んでみて下さい。

そこには、作家さんの熱い心が必ずあると思う。

私も最近は足が遠退いていたけど、これを機に色々と観に行こうと思います。

ギャラリーに向かう途中、なんだか見たことのある景色だなあと思ったら、清水湯という銭湯のすぐ近くだった。

銭湯好きな私は、以前一度訪れていました。

広さ的には少しコンパクトではあるが、内装などがお洒落で粋な銭湯。

靴箱の鍵がギターのピックのカタチなのも、現代風だよね。

ロビーでは海外のビールなども取り揃えられていて、私の好きなベルギービールのデュベルもあります。

呑みやすいのに、8.5%というパンチのあるビール。

前回は、デュベル目当てで来たんじゃなかったかしら。

夕方は少し混み合うかもなので、平日の日中か夜がオススメ。

私の大好きな高濃度炭酸泉があります。

肌が冷たいような熱いような、シュワシュワ感がたまらない。


昨日もおかげさまで、とてもとても充実した1日でした。

今日も存分に楽しむぞ。

皆様もどうか、笑顔で過ごされますよう祈っております。