黒竜江省 哈尔滨(ハルビン)市 2014.07
2017.05.04 06:23
【概要】シベリア鉄道でモスクワへと通じる東北アジアの交通の枢軸であり、黒竜江省の省都。ハルビン -大連間の移動は鉄道が便利。1896年清朝とロシアの間で不平等条約が結ばれて以降、ハルビンは鉄道建設の基地として経済成長を遂げた。地理的に近いことから、文化的にもロシアと結びつきが深く、ロシア語の看板や、ロシア風情の 街並みなどが散見される。ハルビンに住むロシア人も少なくない。日本においては、1909年ハルビン駅前で初代内閣総理大臣伊藤博文が朝鮮民族主義活動家の韓国人安重根に殺害されたことが有名。
東北虎林公園
シベリアトラ(別名:アムールトラ)の世界最大の繁殖基地。現在500頭を超える純血種のシベリアトラが飼育されている。公園内ではバスに乗って放し飼いされたトラを見学でき、鶏肉などの餌をバス内から与えることが可能。
ハルビン極地館
極地動物を中心とした水族館。北極など低温地域に住む動物達を見学でき、世界の唯一の白鯨の水中ショーも楽しめる。
太陽島
ハルビン市を流れる松花江の中の島で、太陽島公園が併設され、毎年300万人の人々でにぎわい、冬期には国際氷彫祭りが開催される。
聖ソフィア大聖堂
ハルビンにあるロシア正教会の聖堂。ハルビンを象徴するロシア建築。現在は教会・聖堂としては使用されず、ハルビン建築芸術館として一般公開されている。
中央大街
ハルビンを代表する歴史的な大通りで、ロシア語でキタイスカヤと呼ばれ、昔は中国人街であった。ロシア統治時代の建築物が数多く残され、「東方のパリ」とも称される西洋風の街並みが楽しめる。