マルチオフセットホイールⅡ 限定カラー登場!!
こんにちは。ミニッツ開発担当の石川です。
毎週月曜日はミニッツの話題をお届けしています!!
GWは終わってしまいましたが、
今週末はラジコンファンの皆さんにはたまらないイベント『静岡ホビーショー』がやって来ます!
ミニッツ関連の新製品はたくさんありますが、
今日はホビーショーが始まる前に、皆さんにお知らせしたい限定商品をご紹介します。
通常はホワイトで成型されるマルチオフセットホイールですが、ウレタンコースでの視認性を各段にアップする、限定の蛍光イエローバージョンです!!
黒のボディと組み合わせるとホイールがハッキリ見えます。
そして、下のイエローのボディはMY JSCC仕様のTOYOTA 86ですが、こちらはボディと同色のコーディネートがカッコいいでしょ♪♪
ミニッツを始めてすぐの頃は、ステアリングを切った後に戻すタイミングが難しい。
クルマは必ずフロントホイールが向いている方向へ進むので、フロントホイールが見やすいということは操縦の上達にはとっても重要なのです。
さて、このマルチオフセットホイールⅡは合計20個入りのセットとなり、バラ売りの用意はありません。しかも、今回の静岡ホビーショー限定生産となりますので、お手持ちのミニッツの種類に合わせて、セットで模型屋さんにご予約をお願いします。
2台、3台とカテゴリー違いの車種で1セットを共有するのがおススメです。
気になるセット内容は下記の通りです。
<ナローホイール>
オフセット0mm / オフセット+1.0mm / オフセット+1.5mm / オフセット+2.0mm /
オフセット+2.5mm それぞれ2本入り
<ワイドホイール>
オフセット-1.0mm / オフセット0mm / オフセット+1.0mm / オフセット+2.0mm /
オフセット+3.0mm それぞれ2本入り
オフセットって何? という方もたくさんいらっしゃると思います。
そこで車幅とオフセットの関係をご説明しましょう!!
まず最初に大切なことは、このマルチオフセットホイールはMR-03用です。
(※詳しい方向けとしては、MR-01/015/02にもご使用になれます。)
ミニッツAWDシリーズは別の種類のホイールとなり、取り付けられませんのでご注意下さい。
お手持ちのMR-03はシャシーをN (Narrow:ナロー)とW (Wide:ワイド)に組み立てることができます。
自分のMR-03がどちらで組まれているのかを確認してください。
どちらのサイズに組み立てられているかは、シャシーの裏側を見ましょう。
赤の四角で示した部分にWと刻印されている場合にはWideに組み立てられています。
Nと刻印されている場合にはNarrowに組み立てられています。
次に、ミニッツのシャシーの車幅の仕組みを理解しましょう。
最初はフロントの車幅です。リア(後ろ側)は無視してください。
基本はNarrowに組み立てられたシャシーとします。
ホイールにもNarrow(ナロー:細い)、Wide(ワイド:太い)があるので車体の幅と混同しやすいですが、フロントには主にナローホイールを使用します。
上記のイラストはNarrowに組まれたシャシーにNarrowのオフセット0のホイールを取り付けると、車幅は65mになることを説明しています。
これがミニッツの基本設定となります。
ホイールのオフセットはここから何mmホイールを外側に出すのか?という数字をmmで表しています。
例えば、+1.0mmであれば、ホイールが片側で1mm外側に出ます。
ですから、このホイールを左右に装着すると、
左側が+1mm+基準値が65mm+右側が+1mm=合計67mmの車幅になります。
次に、Wideに組まれたシャシーの場合はどうでしょうか?
今度は、フロントにオフセット0のホイールを取り付けると70mmの車幅になります。
Narrowに組み立てた場合は65mmでしたので、5mm違いとなる訳です。
このシャシーにオフセット+1.0mmのホイールを取り付けると、
左側+1.0mm+基準が70mm+左側+1.0mm=合計72mmの車幅を作ることができます。
それでは、次はリアの場合です。
リアは使用するモーターケースによって基準が変わりますが、
初めは難しいのでNarrowに組み立てられたフロントと同じと覚えて下さい。
Narrow幅のホイールを取り付けた場合には車幅は65mm。
Wide幅のホイールを取り付けた場合には車幅は70mmになります。
と、言うことはWideホイールは片側で2.5mmだけNarrowよりも太いということになります。
リアにはWideホイールをセットすることが多いと思いますので、
その場合には車幅は70mmと覚えるのが一番簡単だと思います。
(赤い線の下に74mmという数字が隠れていますが、これはLMモーターケースを使用した場合のみ、片側で+2mmとなるので、上級者の方は覚えておくと良いでしょう。)
では、リアにワイドでオフセット+2.0mmのホイールを取り付けると車幅はいくつになるのでしょうか?
正解は、左側が+2mm+基準値が70mm+右側が+2mm=合計74mmとなります!
それでは、実際にどうやって最適なホールオフセットを見つけるのでしょうか?
リアを例に、ホイールのマッチングを行ってみましょう。
例えば、私のTOYOTA86の場合、ボディの内側をノギスで測ると約68mmです。
サスペンションがストロークするので、タイヤが動いてもボディに当たらないサイズがベストです。
今回はリアにワイドタイヤを履かせたいので、オフセット0のホイールを使うとすると、
先ほど説明した車幅70mmが基準となります。
シャシーを68mmにセットするためには、70mmから2mmを引く必要がありますね。
その2mmを左右に分けると、片側-1mmずつという計算になります。
そうすると、ワイドホイールでオフセット-1.0を選べばOKということが分かります♪♪
これの計算をマスターすれば、ホイールの面(つら)をボディにジャストフィットできます!!
最初はちょっと難しいですが、自分だけのカッコいいセットを見つけて下さい♪♪
こちらのマルチオフセットⅡ 限定蛍光イエローの価格は2,400円(税抜き)です。
そして、最後にもう一つだけご紹介!!
私のTOYOTA 86と一緒に写っている送信機!!
これはEX-6の最新モデル、『EX-6R』です♪♪
ミニッツのエキスパートドライバーに贈る最強の送信機。
EX-6からの変更点は、
・ハンドル位置が下がるエクスパンションを標準装備
・スロットルトリガーの軌跡を変更し、よりコントローラブルに
・ステアリングのスプリングがソフトタイプで微調整がより簡単に
・グリップ部分にD/R変更用のダイアルスイッチを装備
↑私としてはこれは一番うれしい♪♪
などなど、盛りだくさん!!
車体との通信速度はEX-6と同じですが、
より使いやすいポジションと機能を追加して登場です♪♪
(ASFとMHSの両方の電波規格に対応しています。)
0.01秒のタイムを削りたい方にお勧めです!!
EX-6Rの詳細はこちらから。
静岡ホビーショーでは初公開のボディもご用意!!
京商ブースで皆さまのご来場をお待ちしております。
本日の担当は石川でした。