美容室でのカラーで、ダメージを減らす乳化という技術
2017.05.04 09:20
こんにちは
阿武隈川です。
以前のブログ
にて
なるべく傷ませないカラー剤の選び方を少し触れました。
髪の毛の状態に合わせたカラー剤の強さを選ぶことが重要です。
言ってみれば
下準備
みたいなものです。
そして、更にダメージを減らす方法。
それが
乳化。(エマルジョン)
女性がわかりやすいイメージだと、
クレンジングをイメージしていただけたらと思います。
どのタイミングで行うかというと、
シャンプー台にて、カラー剤を流す直前の
頭皮や髪の毛についたカラー剤とお湯を混ぜ混ぜして、マッサージみたいにしているアレ
のことです。
なぜダメージが少なくなるのか。
それはカラー剤に含まれるアルカリにより、本来弱酸性の髪の毛や頭皮のダメージの元となる、
残留アルカリや残留過酸化水素を除去出来るから!!
髪の毛は本来弱酸性。
そして
カラー剤はアルカリ性。
カラーにより、アルカリに傾いてしまった髪の毛を
本来の弱酸性に戻さなければなりません。
しかし!!
一気に戻すと負担が大きいです。
なので、カラーの流しの時に
乳化
↓
美容室専売品シャンプー
↓
サロントリートメント
という順番で
シャンプー台にいる間に、少しずつ元に戻してあげなければなりません!
さらに乳化には
地肌についたカラー剤をキレイに取り除く
色持ちを良くする
カラーの発色を良くする
などという素晴らしき効果があります。
カラーの流しの前の地味な乳化という作業は、実は髪の毛と頭皮のダメージをかなり減らし、色持ちや色のキレイさにも大きく関わります。
もちろん阿武隈川、
お客様を一生担当させていただきたいので、キレイな髪の毛を保つために、お客様全員に乳化を行っておりますので、ご安心ください。
髪の毛をキレイにする最優先の方法は、傷ませないこと。
以上、美容師の隠れ技術の1つでした。
ちゃお!
阿武隈川 弘
美容室【Mereve/メリーヴ】
天王町/横浜/保土ヶ谷
電話 0455959860
メール abu1023@gmail.com
ラインID abubu1023
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