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KYOSHO RC BLOG

JMPBAヒートレース東日本地区大会に参戦!

2021.11.11 22:00

皆さんこんにちは!京商SS開発担当の浜崎です。

このところRCカーの話題ばかりお伝えしていましたが、今回は久々にボート関連の話題をお届けします。

去る11月7日(日)に千葉県松戸市の江戸川河川敷で開催されたJMPBA主催のヒートレース東日本地区大会に参戦してきました。

当日の天候は絶好のレース日和で水面はこんな感じ。ハイスピードレースの予感がします。

この状態が最後まで続く事を祈りつつエントリー開始。

今回もEMクラス(電動)とAMクラス(21エンジン)にダブルエントリー。どちらも使う船体はFMR21V S3です。

それぞれのスペックは、

電動艇には京商トルクスM4モーター kv2000をGensace製の6S 3700LiPoバッテリーでぶん回します。ESCはホビーウイング製のSEAKING PRO 120A。本当は180Aが最適なので現状やや容量不足ですが、何とか壊れずに使えています。プロペラはオクチュラ製 X440/3ブレードを加工した物をチョイス。オクチュラのXシリーズ特有の頭下げを抑えて高速の伸びを重視しています。船体にはバラストは入れず、バッテリー搭載位置を調整して波に対応します。平水面ではバッテリーは後ろ寄り、波が出てきたら30mmほど前にずらします。

そして、今の時期は寒いのでLiPoバッテリーのパワーが出せる様にヒーター付きのセーフバッグを使います。風で温度が下がらない様にUSBヒーター付き座布団を乗せて断熱しておきます。河川敷には電源が無いので5S LiPoバッテリーを電源にして少しだけ充放電できる準備もしておきました。(出走前にバッテリーの電圧チェックを行なうので1セルあたり4.2Vを超えない様に調整します)

エンジン艇はOS R2104を水冷ヘッド、ボート用キャブに換装して搭載。事前の練習ではニードルが定まらず四苦八苦しました。プロペラはプロップショップ製の新型5214/3ブレードを旧型のブレード形状に近い形状に加工した物を使用。キャビテーションを抑えて軽く回る様に仕上げました。

いよいよレーススタート!

まずはEMクラスから。

大時計が新しくなり、針のゼロとブザーのタイミングが若干ずれていてスタートタイミングが合いませんでしたが、何とかフライングせずトップで第1ブイへ。バックストレートに出た所で後続に15m位の差を付け独走状態になりました。しかし、後方からすごい勢いで追い上げてくる艇がいるのでスロットルをできるだけ緩めずにそのまま逃げ切ってゴール。56秒44となかなか良いタイムが出ました。バッテリー残量は40%ほどで過負荷にはなっていない様です。

第2ラウンドもスタートダッシュで逃げ切り、56秒06と若干タイムと上げてトップゴール。ここまで調子の良いEMクラス。特に何もセッティングを変えずそのまま最終ラウンドへ。

最終ラウンドは少しラインを攻めて走り、53秒98と、大きくタイムを更新してゴール。結果はフルマーク1200Pで優勝できました。

次にAMクラス。

事前の練習でエンジン不調だったので別のエンジンに乗せ換え、燃料タンクも組み直してのレース!1ラウンド目は色々組み直してから最初の走行となり、いきなりエンジン不調。明らかにニードル絞り過ぎ・・・。2周目くらいまで速度が乗らず苦戦しましたが、他の艇が沈する中、2艇だけのレースとなり何とかトップゴール。ラッキーでした。しかし、回収してチェックしたらプラグが切れてました・・・。第2ラウンドに向けて新品プラグを装着し、ニードルを少し開け気味にして何とか走り切りたい!

スタート直前からまたもやエンジンがぐずり出し、3番手でスタート!さらにコーナーの立ち上がりでもたつく感じが出てしまい、ニードルコンをいじって何とか回る様になってトップに立ち、負荷が掛からない様に大回りでブイを回って・・・このラウンドも辛うじてトップゴール。冷や汗もんでした・・・。

昼休みに少し走らせながらニードル調整を行ない、ようやくまともに走れる様になりました。そして最終ラウンドは同じくFMR21Vで同点トップ、さらにクラストップのタイムを出している強敵榎本選手と同じ組合せ。速度差があるのでスタートで前に出ないと厳しいと思っていましたが、榎本選手が絶妙のスタートを切り、私は数メートル後方に付けて2番手スタート。結局そのままの順番で榎本選手がトップゴール、私は2番手でゴール。

結果は榎本選手がフルマークで優勝、私は2位でした。

こちらはいつも一緒に練習している猿ヶ島レーシングチームの面々。助手もしていただき有難うございました。

京商FMR21VでEMとAMの2クラス優勝!

次回11月21日に開催されるヒートレース東日本選手権も頑張ります!

さて、今まで通りRCレースを楽しめる様になって嬉しいですね。これからも自分で出来る感染対策をしっかりと行ない安全にRCライフを楽しみましょう!

では。