Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

柴崎直孝の公務員試験研究所「柴研」|数的処理・自然科学

僕からのアドバイス

2017.05.05 16:15

いよいよ明日、東京都および特別区の試験ですね。

先日、ブログでも書きましたが「燃え尽き症候群」にはならないでくださいね。もうちょっと走り続けてください。

今日は本番中のアドバイスをさせてください。

まず、失礼ですが皆さんは満点を取ることができません。

これは皆さんの学力云々という話ではなくて、僕ら講師が7割前後の正答率を目標とした知識しか教えてこなかったからです。

そもそも公務員試験に出題範囲なんてものは存在しません。僕たち講師は過去によく出たところを分析し、そこを重点的に取らせるだけにすぎません。その結果が6~7割の的中率だったということにすぎません。

何が言いたいのかというと、解けない問題は必ず出てきます。でも、そんな問題にいちいち動揺しないでほしいのです。

公務員試験は「強敵(難問)から逃げ、ザコ敵(易問)を倒してスコアを稼ぐゲーム」です。強敵に対してパニックになり心が乱されたり、ムキになり解答時間を浪費しないよう気を付けてください。

こうなりがちな受験生は以下の3つのタイプです。

①公務員試験の構造を知らない(パニックになる)

②生真面目、完璧主義者(ムキになる)

③自分の知識に自信がない(迷い続けて時間を浪費する)

心当たりがある人は、今日一日で今まで自分がやってきたことを振り返ってみましょう。それがあなたが持っている武器です。それでしか敵を倒すことができません(当てずっぽうは除く)。持っていない武器で倒せる敵はいないので、変な欲は出さずに取れる問題だけに集中してください。問題の取捨選択も解答時間削減のための立派な戦略です。

最後になりますが、試験会場で解けない問題に遭遇したら隣の受験生に対し、心の中でこうつぶやいてください。

「俺が解けないこの問題、どうせお前も解けてないだろ。先進もうっと」

皆さんの検討を祈っています。