11月にもなりますと

2021.11.11 22:00

これから年末にかけては植木屋(庭師)の第二繁忙期でして『鍛冶の会』への参加はお預けです。

さて、世田谷あたりではこれから年末まで、どこの住宅街でも植木屋(庭師)の一軒や二軒は必ず仕事をしています。

それぞれに流派といいますかスタイルがありまして、同業から見ても素晴らしい技術や近隣への配慮をされている植木屋(庭師)さんも時々見かけます。

植木屋(庭師)に依頼するタイミングについて。

10月も半ばを過ぎると植木(植物)はほぼ成長が止まりますので、庭木の手入れは一年に一度とお考えの方は、10月半ば過ぎに依頼(半月程事前に)されると良いかと考えます。落ち葉こそありますが、手入れされた植木の良い状態が、来春の4月後半まで保てますので。

それとは別に定期的に伺って、その時期に合ったお庭の手入れをさせていただく「年間管理」も庭竹ではおこなっています。

経験上、樹種によって剪定の適時に違いがあると感じています。例えば世田谷あたりの庭木に多い「シラカシ」「モチノキ」ではひと月程差があります。「モチノキ」は6月でも構いませんが「シラカシ」は7月の方が剪定に適しています。

「シラカシ」は6月に剪定してもすぐに新芽が出ますが、7月ですとそうでもありません。庭木をコントロールする上では重要な事です。

お客さんの要望は様々ですから、月に一度というお客さんもありますが、通常は年に二度もしくは一度のお客さんが大半です。

お客さんのでご都合に合わせて依頼されれば良いかと思います。呼ばれる(依頼される)時期は様々ですから、プロフェッショナルとして、その時々に合わせてた手入れ(剪定手法)を心掛けています。

以上、11月の『庭竹』でした。