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シンガポールのバクテー

2021.11.12 06:00

今、当社のゴールデンフェニックスタイライスショップ略して「GPショップ」では、

シンガポールとの外交関係樹立55周年を記念したシンガポール政府観光局コラボ

「おうちでシンガポール」セットを販売しています。販売期間は11月中の期間限定。



シンガポールは多民族国家で、“人種のるつぼ”と表現されるように多様な文化が融合しているため、食もバラエティに富んでいるのですが、ジャスミンライスがよく食べられているそうです。


今回の「おうちでシンガポール」セットはシンガポールチキンライスセットとバクテーセットの2種類なので、ここは敢えて耳馴染みの無いバクテーセットを買ってみました。

「バクテー」とはスペアリブのスパイス煮込みらしく、食べた事は無かったのですが美味しそうだなぁと。


作り方のリーフレットが入っていますが……

紙と字ちっっっちゃ!

えーと……大きさを誤ったのかもしれないですね……。

これはカンニングペーパーサイズです。


でも、商品のパッケージにも作り方が日本語で書いてあります。


よし。ちょっと誤字が笑っちゃうけど言いたい事はほぼ分かる。


この2つを併せて作ってみます。ここでもシンガポールと日本のフュージョンです。


【材料】


【作り方】

  1.  お鍋にたっぷりお湯を沸かし、沸騰したらスペアリブを入れてサッと下茹でする。
  2.  再沸騰して肉の色が白く変わったらお湯を捨て、肉を水で綺麗に洗う。(アクを取る)
  3.  お鍋に水1.5リットル、ニンニク1玉(私は1片と勘違いしたので2片しか入れてない)と、廣祥泰バクテーシーズニングをティーバッグのまま入れ、沸騰したら肉を戻し、30分から50分ぐらい中弱火で煮込んだら出来上がり。

夜遅くに白胡椒とニンニクの良い匂い。


しかしこれは凄い量。1.1kg、14本のスペアリブです。

味見してみます。


……あれ?美味しいけど味薄い?


何か間違えたかと思って調べてみると、バクテーは「肉骨茶」。スープだったのです。


あまりの肉量&肉感に茹で肉料理と勘違いしましたが、スペアリブはあくまで「具」でした。

スープと一緒に頂くと、適度な塩分とスパイス、そして骨から出た旨味!

こういうことか!という感じです。


結構脂の多いスペアリブを使ったにも関わらず、何故か全然しつこくない優しい味。
味見なのに、夜中なのに、5本も食べてしまいましたが、不思議と胃がもたれる事もありませんでした。


これは飽きずに毎日食べられる。バクテーがシンガポールのソウルフードと言われるのも頷けます。

味を分かりやすく表現すると、私の大好きな「マルちゃんのカップワンタン」を本格的にした感じです。

ジャスミンライスと一緒に食べても美味しいですが、

思い付きでライスペーパーを入れてみると、まさにあのワンタンのようでした。



少しラー油とレモン汁を入れても美味しかったです。


妻と娘も食べて即「また作って!」とリピを要望するほど気に入っていました。

是非一度作って食べてみてください。簡単です。


今販売している「おうちでシンガポール」セットはシンガポール政府観光局の公式キャラクター「マーリー」ちゃんのステッカーが付いてきて、更にInstagramに投稿すると抽選でグッズも当たります。詳しくはGPショップの商品ページをご覧ください!