『アフリカ出身 サコ学長、日本を語る』を読了
2021.11.12 03:57
京都精華大学長ウスビ・サコさんの自叙伝『アフリカ出身 サコ学長、日本を語る』を読み終えました!
僕自身が25年以上グローバル教育に関わり、特にこの10年間はグローバル人材育成のど真ん中で仕事をし、そして今は神田外語大学で客員教授もしているので、大学教育、グローバル教育、異文化共生など、さまざまな視点から共感ポイントの多い本でした。
「日本の教育に必要なのは、自分の人生を自分で考えられる力を育むことである。日本では、学校で「すべきこと」ばかり与えられ、自分でものごとを選択する力や社会を変える力は育っていない。」
そんな言葉も、僕が大学教育に関わっている中で思うのは、大学で働いていたり教えている職員や先生たち自身がそうでなければ、、、と思いますが、なかなかそれを体現できているいる人は少ないのでは!?と思ったりもします。いい人たちばかりだとは思うけど・・。
あと、ちょっと面白かったのは・・・
「だらだらできない国民性。常に将来につながることをやっていないとダメだという空気。何かの役に立っていなければ生きられないようなプレッシャー。就職が全てだという思い込みや、社会のシステム。それらのことと、引きこもりや自殺というのは全て繋がっているのではないか。日本人よ、もっと肩の力を抜こうぜと、私は言いたい!」
というところ。これはあれですね。。。
今こそ、日本人ラテン化計画❣️
サコさん、会いたいなーー!会えないかなーー!