【敷金の返還】
2021.11.12 22:36
敷金は借主に早く返還したほうが、交渉がスムーズになります。
通常、契約書では「明渡原状回復終了後、1ヶ月以内に返金する」としている場合が多いと思います。
実際にガイドライン通りに精算を行うと、ものすごく時間がかかります。
見積書作成、写真の整理、敷金精算書の作成、負担割合の決定、など合計すると約1ヶ月くらいはかかります。
管理会社が敷金を預かっていたり、立ち会ったその場で返金額が確定してしまうような場合は、退去後数日で返金することも可能だと思います。
でも、貸主が敷金を持っている場合もあるので、あらかじめ管理契約を締結する時に、敷金は管理会社が預かる旨を取り決めたほうがいいと思います。
そうすることで、スムーズに退去業務ができ、トラブル防止にもなります。