ヒナを拾わないで!
毎年、5月10日〜5月16日まで、
「愛鳥週間」(バードウィーク)となっています。
環境省から獣医師会経由で
キャンペーンポスター「ヒナを拾わないで!」が
送られてきました。
詳細は、野鳥の会子そだてキャンペーン
http://www.wbsj.org/activity/spread-and-education/hina-can/
鎌倉には緑が多いので、ヒナが道端に落ちているところに
遭遇することがあるかもしれません。
が、その場合には、そのままにして、そっと立ち去りましょう。
子育て中の親鳥が、必ず近くで、そのヒナを見守っているのです。
人間がいては、親鳥が近付けなくなります。
ネコちゃんなどがいて危険な場合には、
近くの木の枝先など、ネコが近寄れないところにとまらせておきましょう。
ケガをしている場合は、各都道府県の野鳥のことを担当している窓口か、
都道府県の許可を得て野鳥の救護を行っている動物病院などに連絡を入れ、
指示を受けるようにしてください。
(おそらく、獣医師会に入っている動物病院は、野鳥の救護を行っていると思います。
のっぽ動物病院も、野鳥の救護を行っています。)
日本野鳥の会より転載
4~7月には問い合わせが多数寄せられます。
その中からよくある質問と答えを一部、ご紹介します。
Q ヒナを見つけたときは、どうしたらよいのでしょうか?
A 巣立ち直後のヒナはあまり動きません。親鳥は人がヒナの近くにいると警戒して近づけないので、その場を去る方がよいでしょう。
Q ネコやカラスに食べられないでしょうか?
A 心配でしたら、ヒナを近くの茂みの中に移しましょう。親鳥は姿が見えなくても、ヒナの声で気づくことができます。
Q 人がヒナを育てることはできますか?
A たくさんの虫を与え続けるなどすれば、育てられることもあります。
ただ、自然界では巣立ち後に親鳥と過ごすわずかな期間(1週間から1か月)に「何が食べ物で、何が危険か」などを学習してひとり立ちするので、人間によって育てられたヒナが自然の中で生きていけるとは限りません。
◆各自治体の連絡先
http://www.birdfan.net/about/faq/kega.html
<神奈川県>
*神奈川県 環境農政局水・緑部 自然環境保全課 野生生物グループ
231-8588 横浜市中区日本大通1
tel 045-210-4319
*神奈川県 自然環境保全センター
243-0121 神奈川県厚木市七沢657
自然保護課 tel 046-248-6682