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got a feeling's

SAAB93 ECU交換

2021.11.14 10:00

SAAB93 ECU交換

2006年式SAAB93スポーツエステート ベクター

型式GH-FB207

昨年12月より突然のエンスト、再始動不可能、エンジンが冷えると再始動可能、チェックランプ点灯、整備工場で見てもらったところP0601ECU故障でヤナセにて確認してもらったところ、35万円ほど 国内在庫がなく、本国取り寄せになるが納期不明と言われ、

ECUを修理に出そうと思い、国内の概ねのECU修理業者に問い合わせたところすべての業者にSAABUのECUは修理出来ないと言われ、この3月にヤフオクにて落札の中古のECUに交換しようとしたが、イモビとSIMの2箇所でセキュティアクセスし交換するECUのデーターを登録して合わせないとエンジンすらかからない。

プログラム登録をしてもらえる業者をなんとか探し、約5万円の陸送費をかけ名古屋の整備工場まで陸送しコンピューターオンラインプログラミングにて交換してもらったが、交換当初よりファーストアイドル時に少しバタつきがあり、インジェクターの不都合が4本とも出ていますが、エンジンが暖まると安定するので、以前SaabでECUを交換した方も同じような症状が出てても問題なく乗っているので、様子を見てもらえますかと言うことで、そのまま乗っていたが、一ヶ月ほどでアイドリングが不安定ななることが多くなり、ターボ・パワー・トルク不足が感じられエンジンチェックランプが点灯した為、普段お世話になっている整備工場にて頂いたところP0201・P0202・P0203・P0204(インジェクター)P0172(システム多すぎるバンク1)P0245(ターボウエストゲートソレノイドバルブA低い)とのことで調べてもらうが、それ程問題なさそうなので、何故かよくわからないとのことで、元々のP0601のコードが出るECUに付け替えて見たところ、自走しても診断機でもECUが熱を持った際にエンストする以外に他の症状は何も出ないので、車両側の問題では無さそうとの事です。

SAABUのECUはなんとエンジンの上部にへばり付く様に装着されており、10年・10万キロぐらいからエンジンの熱で中の基盤に損傷を与え不都合が出ることが世界的に多いよう。

再度名古屋まで陸送し中古のECU交換にもかなり不安があったので必死で調べまくり、岩手県でなんとECUのみ送れば車両登録情報をコピーしてもらえるところを見つけ、これまでの経緯を説明し再度オークションなどで中古手に購入してするのもの不安だろうから今回は先方が持っていたECUに書き換えていただけるとのことでそちらに依頼。

とても親切にして頂き、尚且今回は陸送費がかからないので助かった。

コピーして頂いたものが到着。取り付けしこれまでの症状もなく完治・快適に走行可能。

ヤフオクで購入した中古のEUCも調べて頂き「海外サイトを見ると内部故障モード以外にもECU不具合で燃料濃い・カブル現象があるみたいですので先般の故障はソレだったかもしれません。」とのこと。

ECUを熱と振動から守る為、耐熱・振動による故障を防止・対策するキットを勧めていただいたが、

こちらはベイク板にて自作

エンジンとECUの間にベイク版を挟みベイク版とECUの間も間を開けています。


今回使用したベイク版はこちら

その後、元々付いていたECUを海外にて修理可能とのことで、先方が持つている不良のECUと共に修理に出して頂けるとのこと、戻ってきたECUも再プログラム不要でそのまま車両に付け替えるだけでエンジンもかかるとのことなのでお願いし修理してもらうことにした。

9月末にイギリスに修理を出していたECUが手元に戻ってきたので、10月初旬に不安ながらも戻ってきたECUに交換。問題なくエンジンも掛かり完治。

これで2台のECUが手元にあるので、また何かあってもすぐに交換が可能なので不安なく走行できる

当初の故障から約1年、長かったが今回色々調べたことでその他の色々な不都合や症状・対応して頂ける所も分かったので、少し安心してこの車ともう少し長く付き合える。