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酵素で生きる。

ガンを克服。序章。

2015.10.15 13:19



ガンを克服して生還。


かつて実父が胃がんと診断された。

かれこれ10年以上も前のことになる。

その時、

病気というイメージが皆無であった健常な実父が

唐突に病人に見えた。


ガンという病に対して私は極めて無知だった。


知らせを受けた時、すでに治療方針が決められていた。

胃の上部のみを残し、全3/4を摘出。

敢えて広範囲に摘出する。

執刀医から直接ヒアリングさせてもらった。

執刀医はがんセンターの教授部長。


聞けば聞くほどに・・・無知な私にはちんぷんかんぷん。

実母も実兄もまた、ガンに対しての予備知識すら無かった。


この時初めて、私は「ガンと対峙」することになった。


と同時に、反対勢力とも対峙することになることは

この時点では知る由も無い。


身近なガンであるにもかかわらず、診断され告知されてから、

慌しく情報収集に奔走する。いかに予防という意識が欠落していたか。


情報収集と治療方針の確定・実行が同時進行となる。

かくして外科手術は淡々と進められ、全3/4摘出となった。

70歳を超える年齢で、このオペは厳しい。

体力気力ともに減退の一途が目に見えていたが、

成す術が無い。


自分自身の無知さと非力さ加減に愕然としたものだ。


術後の姿は哀れな老人のようにすら感じられた。

一気に10歳以上、老けたように見えたのだ。


人づてに見聞きし、あらゆる書籍も目を通し、

右往左往しながらも、少しずつ情報が蓄積されてきた。

ちんぷんかんぷんだった専門用語も理解できるようになった。



そして、とうとう辿り着いたのだ。


「免疫療法」に。


そして、丸山ワクチンに。