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悟り -海のなかの1滴の水-

2021.11.14 21:27


海のなかの1滴の水。

その1滴をみて、

「この水は色が違う」

なんて言わないように

私たちは根本的な部分では

みんな同じだと思うのです。

それは人だけではなく、

動物、植物、大地、海、森、

そのほかこの世界に存在する

すべてのものが同じだと思います。

水の1滴があつまって海となるように、

この世界を形作っている

始まりの”ひとつ”がたくさん集まり、

すべてが形作られていくのだと思います。

「悟る」

意味は、

「物事の真の意味を知る。

はっきりと理解する。

また隠されているもの、

自分の運命などについて、

それと気づく。感づく。」です。

 

私はこの言葉の意味の本質を

よく理解できませんでした。

「悟るとはどのような境地に達した時に

わかるのだろうか。」

そう思っていました。

しかし、今すこし

その本質が見えてきたように思います。

     

「自分は世界であり

世界は自分である」

この世界の形あるもの、ないもの、

これらすべてが自分と同じである。

繋がっている。

とても感覚的なものですので

うまくお伝えすることが難しいですが、

「この世界の境はあるようでない。」

これが私が見えてきた

悟りのひとつです。

私は世界という海のなかの

わずか1滴でしかありません。

ですが

その1滴でさえもまた

海なのです。

私もあなたと同じ、

色の同じ、1滴の水。

きっと同じ海のもとに

誰もが繋がっている。

そう思います。