『強くてうまい! ローカル飲食チェーン』を読んだ
2021.12.06 01:00
博多で働いていた20代のころ
共同創業者の彼が熊本に勤めていた。
あるとき、出張のついでに熊本の彼に会いに行った際、
「おべんとうのヒライ」という衝撃的な店と出会った。
外食、昼食、コンビニの機能をワンストップで実現し、
地元でのブランド力もロイヤリティも最高。
例えるなら、
コンビニエンスストアに
牛丼屋、天丼屋、立ち食いそば屋に
オリジン弁当が併設されたような業態だ。
しかも出店はドミナント戦略で展開していて、
熊本では知らない人はいないという強さ。
当時は、ほっかほっか亭も全盛期に入り、
コンビニも大量出店をしている時代。
そんな時に「おべんとうのヒライ」は、
全国チェーンの外食もコンビニも弁当屋もあえて衝突を避けるような、
そんな強い事業を展開していたのだ。
あれから25年。
だいぶ長いこと
このお店には行けてはいないが、
この本を読み、また必ず行こうと思った。
ローカルチェーンには
独自の経営メソッドやポイントがある。
この本は店舗ビジネスにとって、とても参考になる1冊だった。