商標の似ている似ていないを判断する3つの方法
2021.11.15 04:18
「Re就活」と「リシュ活」。
似ているという人もいれば、似ていないという人もいます。
商標の似ている似ていない、一体、どうやって判断するのでしょうか。
2つの商標の類似を判断する方法は3つです。
1.見た目が似ているかどうか
2.読み方が似ているかどうか
3.概念が似ているかどうか
3つのうち、いずれかが似ていたら、類似と思ってください。
ただし商標の難しいところは、いずれかが似ているからと言って、2つの商標が類似という結論になるわけではないところです。
「Re就活」と「リシュ活」を比べてみると、呼び方が似ています。
呼び方が似ている→2つの商標が似ていると判断した大阪地裁
呼び方が似ている→だからと2つの商標が似ているとは限らないと判断した大阪高裁
裁判所の判断も分かれてしまうのが商標の類似判断なのです。