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所沢にあるホームページ制作会社のブログ

【Q&A】初めてのホームページ制作!何から始めれば良いかわからない(第1回目)

2021.11.15 05:52

【Q&A】初めてのホームページ制作!何から始めれば良いかわからない(第1回目)

先週、ご相談いただいたお客様との会話です。

「この会社はバンバン新規が取れているらしい!」
「ここはずいぶんお金をかけて制作したらしいよ!」
「ここのデザインは古いなぁ~!」

などと会話の途中で、他社のホームページを色々評価されていました。


私が、「今回、ホームページを作り目的やターゲットは?とお尋ねすると、「????」となられ、まだ、何から始めれば良いかが定まっていないご様子。

結局続きは、「目的やターゲット」が決まってからご連絡をいただき、再訪問することになりました。


実は、こういうケースは良くあります。

新規制作やリニューアル時に肝心なことは、要求される効果を出すためにどうするかを決め、それを実行すること。それには目的やターゲットが決まらないと、どうしようもありません。


そこで今日のブログは、「【Q&A】初めてのホームページ制作!何から始めれば良いかわからない(第1回目)」と題し、2回に分けて、反響が集まるホームページを作る前に考えなければいけないことについてお話します。



【著者プロフィール】

株式会社アクセスアップ/富井清和 

1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。 主にSEO対策を目的としたコンテンツ作りとページ構成を得意とする。

日頃の業務のかたわらで、船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務めホームページの集客方法について語っている。


まずはホームページの「制作目的」を決める

ホームページの「制作目的」をハッキリさせておくことは一番大切なことです。

理由は、この目的によってどんなホームページを制作するかが違ってくるからです。


例えば、集客目的ならば、SEO対策を考えた上で軸となるキーワードを主体にページ構成を設計し、資料請求やセミナーなど問い合わせ前のアクションも必要になります。また、名刺代わりならば、社名を軸となるキーワードとして考え、会社(店舗)情報や事業案内を分かりやすく表記する必要があります。

その他、営業ツールとして制作する場合は、商品やサービスの型番をキーワードとして考え、カタログ的な内容にするなど、どんな制作目的かによってホームページの作り方が違ってきます。

誰に伝えるか「ターゲット」をハッキリさせよう

目的の次に決めておきたいことが、「誰に向けたホームページなのか」ということ。

つまり、ターゲットをどうするかと言う問題をクリアしないといけません。


ターゲットが絞れていると、どんな内容にすれば良いかが決めやすくなります。逆にターゲットが曖昧だと、コンセプトがぼんやりとし、主体となるキーワードの威力がなくなり、結局、集客できないホームページになってしまいます。


ここでよくあるのが、「全部できるから!」とターゲットを絞ることを嫌がるケース。

なんでもできるのは、どれも検索に引っかかってきません。キーワードの威力が分散されてしまうのです。その点、特定のターゲットに絞ったサービスにすると、キーワードの威力が集中され集客できる確率は上がります。

「年齢」「性別」「居住地域」「悩み(興味)」など、どんどん深く絞り込んだ方が具体的な顧客のニーズが見えてきます。

最適なコンテンツやデザインを選ぶためにも、ターゲット選定は大切です。

次に、何を伝えるか「コンセプト」を決めよう

「コンセプトと言われても、何を考えればいいの?」という方がいるかもしれませんが、コンセプトとは「何を伝えたいか」ということ。


例えば、価格の安さなのか?サービス品質が高いことなのか?言い換えれば「コンセプトとは、会社の強み」となります。

会社の強みが決まっていると、コンテンツを作る段階でブレる事がなくなり、伝えたいことがターゲットにより届きやすくなります。 逆にコンセプトを決めずに制作に入ると、まとまりがなくなり、何が言いたいのかかが伝わらないホームページになってしまいます。



さいごに

如何でしたか?

今日は、「【Q&A】初めてのホームページ制作!何から始めれば良いかわからない(第1回目)」と題し、反響が集まるホームページを作る前に考えなければいけないことについてお話ししました。


「目的・ターゲット・コンセプト」は、ホームページ制作を始める前段階でお客様自身で決めることです。充分な時間を掛けて決めると、制作途中で「〇〇を加えて!」と思い付きでリクエストするといったことはなく、軸からブレることがありません。


写真を撮る時、文章を作成する時、キャッチコピーを考える時など、全ての制作業務を常に一定の方向に導いてくれる役割も持っています。