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日本のニュースでは報道されない中国の風景

吉林省 長春市 2014.07

2017.05.08 10:53

【概要】吉林省の省都。1932年に満州国の首都「新京」となり、1930年から1945年まで長 春には多くの日本人が暮らしていた。満州国時代の建物は今でもそのまま使われていて観光 スポットとなっている。 現在では自動車工場の集積地として栄えており、中国を代表する自動車メーカー「一汽」が 拠点を構える。 東北部の伝統芸のである「二人転」(日本の漫才のようなもの)が観光客に人気。


劉老根劇場

劉老根大舞台劇場は1908年4月に建てられた瀋陽の最も古い劇場で、中国東北地方の民間芸術「二人転」を鑑賞することが出来る。中国東北地方で人気が高い、地方色豊かな民間芸能や民謡を歌ったものが始まりで、後に古典的な演目も取り入れるようになった。


長影世紀城

2005年に完成した映画のテーマパーク。かつて長春には国営の映画撮影所があり、数多くの映画が撮影されていた。夏季入園料は240元。



浄月譚森林公園

月のオブジェが印象的な長春市郊外にある広大な公園。


欺瞞皇宮博物院

旧満州国皇帝溥儀の執務兼住居。第二次世界大戦末期に対日参戦し満洲国に侵攻した赤軍(ソビエト連邦軍)が新京を占領していた混乱期に宮殿施設の多くが著しく荒廃したが、その後中華人民共和国政府が宮殿の一部を復元し、偽満洲国における日本軍の占領政策の歴史を展示するという趣旨の博物館「偽満皇宮博物院」として公開されている。


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